遼寧丹東市の冤罪9年の邵長華さんを再び罪に陥れる
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 【明慧日本2019年4月3日】遼寧省丹東市の法輪功学習者・邵長華さんは、市留置場に拘禁されてすでに7カ月が経った。2019年3月初め、邵さんの案件は市振安区裁判所に差し出された。邵さんは裁判所が指定する弁護士を断り、自ら弁護することを要求した。

 邵さんは以前にも2回迫害されたことがあり、遼寧省女子刑務所で人が想像できないほどの残酷な拷問を受けた。

 邵さんは1999年4月5日に法輪功を学び始めた。以前、ひどいリューマチなど多種の病気を患い、歩くことや出勤することすらも辛かった。法輪功を学んでから、邵さんは法輪功の教えである「真・善・忍」に従い自らを律し、人助けをすることを喜んで行い、モラルを高めた。すると、邵さんの病気は完治し、同僚にまるで別人のようになったと言われた。

 2018年8月17日午後、邵さんは家から友人を送り出した時、見張っていた市国家安全保衛部門(法輪功迫害の実行期間)と市八道派出所の警官ら数人が家に侵入し、不当に家宅捜索をして家財を押収した。

 家族は拘禁の理由を尋ねたが、派出所の警官らにこう言われた。「邵さんは1年前に、法輪功の横断幕を掛けた案件と関わりがあるので捕まった。でも大丈夫、書類によると、7日間後に解放されるだろう」

 しかし、事実は違った。邵さんは連行された5日後、家族が市拘置所を訪ねた時、邵さんはすでに市留置場に移送されていたことがわかった。

 2018年9月19日、弁護士は邵さんと面会できたが、邵さんの身体は非常に弱っており、ほかの囚人の助けをかりて歩いていた。家族は何度も派出所を訪ね解放するように求めたが、邵さんの解放は拒否され、案件は検察庁に差し出したと告げられた。

 2019年3月の初め、邵さんは市振安区裁判所からの起訴状を受け取った。邵さんは内容を見てから裁判官に「私が法輪功を学んだことが、中国のどの法律に違反したのですか? 法輪功の書籍を所有することが、どの法律に違反したのですか?」と問い詰めたが、裁判官は何も答えなかった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/3/22/384187.html)
 
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