瀋陽市の陳存利さん 数回も酷く迫害され死亡
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 【明慧日本2019年2月25日】遼寧省瀋陽市蘇家屯区の法輪功学習者・陳存利さんが数回にわたり酷く迫害され、2018年3月29日の夜11時に冤罪を晴らせないまま、この世を去った。享年68歳だった。

 陳さんは瀋陽市蘇家屯区民主派出所に所轄する住民である。若い頃、兵役につき6年間にわたり、きついトンネル工事をした。その過労のせいで、陳さんは五十肩、腸炎、心臓病などの病気を罹った。1996年3月、陳さんは法輪大法を修煉し始めて心身ともに受益し、複数類の病気が自然に治った。修煉したあと、陳さんはより優しく謙虚で、新しい学習者の指導をした。

 1999年7月、中国共産党が法輪功を弾圧し始め、陳さんは陳情するために上京したが、連行されて15日間拘束された。解放後、陳さんは派出所の警官に嫌がらせをされ、尾行された。

 2000年10月、陳さんは再び上京して連行され、瀋陽竜山教養院で労働教養を強いられ、3年間拘禁された。この期間中に陳さんは張士教養院でも拘禁されていた。陳さんは解放された後、警官らに嫌がらせをされた。陳さんと妻の耿露青さんは仕方なく家を出て、路頭に迷う生活を強いられた。

 2009年9月29日深夜2時、陳さん夫婦は臨時に住んでいた所で、張士教養院の私服警官に見つかった。陳さんはまたも張士教養院に連行された。

 陳さん夫婦が路頭に迷っていた期間中、母親と子供は収入がなくなり生活が苦しくなった。また臨湖街道弁公室の主任・張紹山が、数回にわたり陳さんの家を家宅捜索し、家族に嫌がらせをしたので、陳さんの母親と子供はドアをノックされる度に、ビクビクして恐怖で身の縮む思いで毎日暮らしているという。

 2014年6月、耿さんが連行された。

 2015年11月2日、陳さん夫婦は憲法に基づき迫害の元凶である江沢民を告訴したので、瀋陽市蘇家屯区民主派出所の趙広宇や警官らに連行され、派出所に24時間拘束された。6、7人の警官らは陳さんの目の前で、耿さんを鉄の椅子に縛り付けた。

酷刑演示:铁椅子
拷問の実演:鉄の椅子

 数回にわたる拘禁や尾行、嫌がらせ、恐喝などの迫害を受けた陳さんは心臓病が再発し、2018年3月29日の夜11時に冤罪を晴らせないまま、この世を去った。陳さんの家族は相変わらず、中国共産党の人員に嫌がらせを受け続けているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/1/5/380043.html)
 
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