【明慧日本2019年1月16日】上海市静安区の法輪功学習者・裴珊珍さん(74)は、迫害の真相資料を配布したという理由で、2018年12月27日午前、黄浦区公安支局の警官に連行されて、家宅捜索を受けた。現在、裴さんは黄浦(こうほ)区留置場に拘禁されている。
裴さんは向群中学校の元教師である。1995年に法輪功を学び始めた裴さんは、3カ月後に持病が好転し、1年後にはすべての病気が消えて健康になり、国の医薬費を一切使わなくなった。
裴さんは誠実で善良な人である。2001年3月、裴さんは李洪志先生の説法されている録音やCDを知人に貸したため、体格が大きい男性警官ら4人に自宅から静安留置場まで連行された。そして、鉄の柵に縛り付けられて、タオルで口を強く締め付けられ気絶するところだった。裴さんは断食をして迫害に抗議したため、無理やり灌食された。その時、無理に通した管により鼻腔と気管を傷つけたため、裴さんは吐血した。その後、労働教養2年を科せられて、上海女子労働教養所に送られた。2005年3月、裴さんは再び不当に連行され、6月23日、上海市静安区裁判所に懲役4年の実刑判決を言い渡された。
2012年6月14日、裴さんは周りの住民たちに法輪功迫害の真相を伝えたため、不当に連行され、上海市静安区裁判所に懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡された。2016年12月13日、刑期が満了し、上海女子刑務所から出た裴さんは非常に痩せ細り、顔色が真っ青でフラフラして正常に歩けず、他の人に支えてもらった。
合計で十数年の間、刑務所の中で残忍な迫害を受けた罪もない裴さんは、現在、再び不当に連行された。善良な正義ある人々に、裴さんのことに強く関心を寄せて頂き、一刻も早く解放されるように支援を頂くよう、切に望んでいる。