6年の冤罪を蒙った山西省の老人 再び7年の実刑判決
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 【明慧日本2018年12月21日】山西省太谷県の法輪功学習者・程全英さん(69歳女性)は11月21日、太谷県裁判所によって不当に裁判が行われ、弁護士が有力な弁護をしたにもかかわらず、結局、懲役7年の実刑判決を言い渡された。

 程さんは太谷県市内に在住し、真・善・忍を修煉していると言う理由だけで、かつて懲役6年の冤罪判決を受けた。

 程さんはかつて酷い持病に罹り、病名ははっきりとした診断ができず、炭疽(たんそ)病と言われたり、出産後遺症と言われたり、とにかく毎日薬を大量に飲んでいた。法輪功を修煉した後、病気が消え道徳観も高まった。幸せを実感できた程さんは法輪功の真相を伝える活動をやっていた。

 2007年12月、程さんは外で真相を伝えていた際に不当に連行され、その後、懲役6年の実刑判決を言い渡され、山西女子刑務所に収監され、そこで迫害されて危篤になり、2009年に治療のため一時仮釈放された。1年後の2010年8月、程さんは再び刑務所に入れられた。程さんは以前の病気が再発して、血圧が非常に高く、随時に命の危険があった。

 2013年1月、程さんは解放されたが、現地の警官による嫌がらせが絶えず続いた。ある警官は「法輪功学習者に対しては、解放しても嫌がらせをやめてはならない」と放言した。同年11月19日、警官ら5人は程さん宅に押し入り、保険金受領および就職を条件にして子供にサインを強要しようとした。しかし、子供に拒否された警官らは突然家宅捜索をやり始め、多くの法輪功の関連書籍を押収した。

 2018年7月19日、程さんは太谷県水秀卿北郭村で真相を伝えていた際、真相を知らない人に通報された後、派出所の警官により再度連行され、不当な家宅捜索を受けた。その後、警官は程さんを誹謗中傷する書類を検察庁と裁判所に提出し裁判を行なった。

 程さんは7年の不当な実刑判決を不服とし中級裁判所に控訴した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/12/3/377971.html)
 
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