【明慧日本2018年11月18日】ドイツのニュールンベルク市の車道の側に、法輪功学習者は、10月22日~11月2日、「19年来、中国には法輪功学習者の人権がない」をテーマとする迫害停止を呼びかける大型ポスターを展示した。
ニュールンベルク市はドイツ中部のバイエルン州に位置し、第二次世界戦争後、ナチスに対する審判により、ドイツの人権の「都」になった。1993年10月24日、市の中心部のドイツ国家博物館の傍に100メートルの「人権の道」の建築物を造り、大型の丸いアーチの入口にの沿道に8メートル高さのコンクリートの円柱が27本建つ。円柱ごとにそれぞれ異なる言語で国連「世界人権宣言」の30条の権利と基本的な自由を刻んでいる。今年12月は「世界人権宣言」70周年にあたる。
「人権の道」の25周年記念日を祝うため、市政府は一連のイベントを催す中で、25枚の人権をテーマとするポスターを貼り付けた。ポスターの幅は約3.5メートル、高さ約2.5メートル。市政府は、ポスターの写真を分類保存して映画を制作し、多くの人に情報を開示した。
法輪功への迫害停止を呼びかけるテーマのポスターの主体は一枚の大きな写真で、数人の法輪功学習者が中国語の「真・善・忍」の横断幕を北京天安門広場で掲げ、中国共産党の警官が他の学習者の手から奪った横断幕を持ち、傍に多くの中国人が見物している。
大きな写真にはドイツ語で「Falun-Gong-Praktizierendein China seit 19 Jahren ohneMenschenrechte」(19年来、法輪功学習者には中国に人権がない)と書かれている。
ポスターの下には3枚の小さな写真があり、1枚は学習者が2人の私服警官に地面に押し倒され、その中の1人は靴で学習者の顔を踏んでおり、後ろにいるのは見物に集まった中国人。もう1枚は女性の学習者が2人の警官に捉えられ、両手は警官に野蛮にも背中で羽交い絞めにされ、口はもう1人の警官にしっかりと覆われている。
3枚目の小さい写真は母親が子供を抱き、手で3人家族の写真を持ち、「子供の父であるニュールンベルクの学習者・Yonasは法輪功を修煉したため、迫害されて死亡した」と書かれている。
ポスターのメインの写真と小さい写真の間には「Diebuddhistische Qigong-Schule Falun Gong wird wegen ihrer PrinzipienWahrhaftigkeit,Barmherzigkeit und Nachsichtverfolgt」(「仏家気功――法輪功はその原則の『真・善・忍』のため、迫害を受けている)と書かれている。
小さい写真の間には法輪功学習者が迫害された詳しい紹介がある。中国語の意味は「1999年から持続的に迫害を受けている数百万人の法輪功学習者は真・善・忍を信奉したため、連行、拘禁、強制的に潅食され、彼らの臓器は収奪されて殺され、数万の家庭が崩壊した」というもの。
ポスターの右下の角には純絜と希望を表す蓮の花を掲載している。
現地の学習者・ヨナスさんは「ニュールンベルクは第二次世界大戦の重い歴史のため、人権をとても重視し、法輪功学習者への迫害停止を呼びかける行為を、強く支持しています」と語った。