天津の法輪功学習者7人が不当に連行される
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 【明慧日本2018年12月31日】天津国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の指示により、濱海新区(ひんかいしんく)派出所の警官らは、ほぼ同じ時間に7人の法輪功学習者に対して連行されたり、嫌がらせをし、家宅捜索を行った。現在までに分かっている情報では、安春雲さん、趙万年さん、黄玉娥さんの3人は不当に連行され、郭永宏さん、白淑琴さん、安春栄さん、栗艶カさんの4人は嫌がらせを受けたという。

 一、不当に連行されて 3人の学習者が拘禁された

 12月12日朝7時、大港区古林里へ商売をしに行こうとした安さんは、マンションの階下に下りて車に乗り、エンジンをかけた途端に、周りの車から十数人の警官らが降りて来て安さんの車に近づき、安さんを引っ張り出して手錠をかけ、派出所まで連行した。当日、安さんはすぐさま不当に拘留された。

 残りの警官らは安さんの自宅を家宅捜索し、安さんの夫の抗議を無視して夫を押さえつけ、パソコンや一部の法輪功の関連書籍を押収した。警官らは夫の古い携帯電話を探し出して持ち去った。夫は「それは俺の携帯電話です!」と抗議したが、警官は「うるさい! 黙らないとお前も逮捕するぞ!」と怒鳴って脅した。家宅捜索に参与したのは派出所の所長・張国志、現地交番の孟某、ほかの警官ら5人、物産関係者2人の合計9人だった。

 同日の朝、趙万年さんも3台のパトカーの警官らにより連行され、家宅捜索を受けた。趙さんは、携帯電話、パソコン、カレンダー数冊を押収され、午後、第三留置場に収容された。

 同日の朝7時30分頃、黄玉娥さんも自宅に押し入って来た警官ら8人により、連行された。修煉していない夫も連行されたが、昼頃、解放された。黄さんも第三留置場に収容された。

 二、嫌がらせを受けた4人の学習者たち

 12月12日朝7時30分頃、国内安全保衛部門の警官、インターネット関係を取り締まる警官、刑事警察官、派出所の警官らの計10人が撮影カメラをかついで、学習者・郭永宏さんの自宅に押し入り、郭さんの携帯電話のインターネット規制を破り、中国共産党当局に禁止されていた外国のウェブサイトを見るアプリの有無をチェックした。10時頃、警官らは書籍2冊、法輪功創始者の写真1枚を持ち去った。郭さんは2時間30分にわたって嫌がらせを受けた。

 同じ時間帯に、白さん、春栄さんの2人も長い時間にわたって、ドア叩きの嫌がらせを受けた。

 翌日の午前、栗さんは家宅捜索を受けた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/12/21/378711.html)
 
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