山東招遠夢芝警官 郭振香さんを迫害死させ 弁護士辞退を強要
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 【明慧日本2019年2月23日】山東省招遠市の法輪功学習者・郭振香さんは2019年1月11日に迫害されて死亡した。遠方で働いている息子は2人の弁護士を連れて地元に戻り、郭さんが死亡した原因を究明しようとした。弁護士は、監視カメラが撮影した郭さんが連行されてから死亡するまでのわずか数時間の映像を調べようとした。しかし結局、連行されてやって来た時の映像だけが見つかり、その後の映像はなかった。死亡した原因を聞くと、警官は「突然の病気で、救急手当を実施したが手遅れで死亡した」と答えた。弁護士はその当時の救急手当の映像を求めたが、それらの映像はすべてなかった。

 弁護士が遺体をチェックしたところ、後頭部に一塊のうっ血を発見した。警官に聞くと「自ら転んで死んだのだ」と答えた。これは先ほどの警官の言った「突然の病気で死亡した」ことと矛盾している。弁護士は法律の手順をふんでやろうと思ったが、招遠市警官らに極力に阻まれ、「この案件に介入すると、弁護士資格の免許を没収するぞ」と脅された。弁護士と郭さん家族達は24時間、警官らに監視され、電話を盗聴され、尾行された。弁護士はやむをえずこの案件から退いて、本拠地に戻った。

 弁護士が辞退した後、郭さんの家族は警察に呼ばれ、低い金額で示談を求められたが、家族は拒否した。郭さんの遺体はいまだに火葬場の遺体安置所にある。

 郭振香さん(82)は法輪功の修煉を堅持していたため、数年来、何度も不当に連行され、拘禁された。

 2019年1月11日の朝、郭さんは市内の路線バスの乗り場で、往来の人々に法輪功についての真相資料を配布したため、警官により招遠夢芝派出所まで不当に連行された。午前10時ごろ、家族は派出所から電話を受け、派出所に来るように呼ばれた。家族が派出所に駆けつけると、郭さんはすでに死亡したことを告げられた。

 家族はどうしても死亡したことが信じられなかった。朝出かける時には元気だったのに、わずか数時間後に、命を失ってしまった事態を信じることが出来ず、家族は悲痛な思いで遺体を見たいと要求したが、警官に許可してもらえなかった。家族はどうしても遺体を見なければならないため、手を尽くしやっと、火葬場に置かれていた郭さんの遺体を見ることを許された。警官は郭さんが死亡したことについて、全く話さず、逆に郭さんが配った資料はどこからもらったか? 普段、誰と接触していたか? などという質問ばかりした。家族は脅かされ、最後に「口供」したものにサインを強要された。

 ここ数年、郭さんは真相を伝えていたため、何度も警官らにより不当に連行された。郭さんの家庭内の情報は警官が把握している。もし郭さんが急に発病したら、警官はすぐに家族に知らせるはずであった。しかし、郭さんは死亡した後、警官らはすぐに家族に知らせないどころか、勝手に、郭さんの遺体をすぐに火葬場に移動した。警官らの怪しい行動は何かを隠ぺいするためではなかったのか!! 現在、警官らは郭さんの死亡事件の真相をすべて隠ぺいし、さらに郭さんの家族達の行動を毎日24時間、監視しているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/1/30/381016.html)
 
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