山東の74歳の高国香さん 不当に4年の実刑判決
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 【明慧日本2018年11月5日】中秋節は中国四大伝統祭りの一つで、この日に家族そろって食事をし、月餅を食べながらお月見をするという習慣がある。しかし、2018年の中秋節の日、中国共産党は74歳の高齢の山東省の女性法輪功学習者・高国香さんに懲役4年の実刑判決を宣告し、さらに罰金2万元を科した。

 2017年10月21日、高さんは他の学習者・トンさんと一緒に農村の市場で法輪功についての真相資料を配布しただけで、現地の警官らにより連行されて徳州留置場に入れられ、家宅捜索を受けた。同年11月19日、高さんの家族は警察による嫌がらせを受け、トンさんは罰金の2万元を強制的に支払わされた後、解放された。そして同年12月28日、家族は高さんが拘留になったと知らせを受け、サインを求められた。同日、高さんの書類は検察庁に提出された。

 1年間にわたって不当に拘禁された後、2018年の中秋節の日、高さんは懲役4年の実刑判決を宣告され、2万元を科された。

 高さんは1998年10月に法輪功の修煉を開始して間もなく、複数の病気が治り、道徳観も高まり、心身ともに大きく変わった。高さんはより良い人を目指しているだけで、中国共産党による迫害を受け続けた。今までに9回も連行され、拘禁や拘束も9回あり、3回嫌がらせをされ、7回も家宅捜索を受け、1回は労働教養を強いられた。また、そのうち1回は実刑判決を下され、3万2600元を強請的に押収された。

 高さんは写真を撮られ、採血されたり、拇印を無理やり押印させられて、サインを強要されたことがある。また、徳州留置場では平手打ちをくらい、髪の毛を掴まれて引っ張り回され、足枷をつけられて蹴られたり、罵られるなどの酷い暴力を受けた。そして、法輪功を誹謗中傷する映像を見ることを強要され、精神的に洗脳されるなど、法輪功の放棄を強要されたり、精神的なひどい迫害を受けた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/10/23/376154.html)
 
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