昆明市の女性教師 自宅で不当に連行される
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 【明慧日本2018年10月30日】雲南省昆明市の法輪功学習者・趙晨宇さん(55歳女性)は2018年8月の初め、母親に会うために故郷の西双版納(シーサンパンナ)の実家に帰った。そして、8月24日に昆明の自宅に戻った趙さんは、8月27日に西双版納景洪市国内保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに自宅に不当に侵入され、連行された。いまだに趙さんは留置場に拘禁されている。

 中秋節を過ぎた同年9月26日、弁護士は西双版納留置場で趙さんと面会した。趙さんは精神状態が良好で、弁護士に自分が連行されて、家宅捜索されたことの詳細を話した。それから、弁護士は趙さんの家族と一緒に検察庁に行き、趙さんに逮捕令状を出さないようにと懇願した意見書を手渡した。

 趙さんは1級教師である。大学を卒業した趙さんは昆明市第三十中学校の教師になり、在職しながら、修士課程を修了した。1998年、趙さんは法輪功を学び始め、真・善・忍に従って自分に要求し、より良い人になるように努力した。

 しかし1999年7.20、中国共産党が法輪功への弾圧を開始した。趙さんは法輪功を学び続けているため、不当に拘留され、洗脳班に拘禁されて、懲役3年の実刑判決を受け、不当に解雇されるなどの迫害を加えられた。

 情報筋によると、警官は監視カメラの画像を見て、法輪功の迫害資料を配っている姿が趙さんではないかとと疑った。そのため、警官は趙さんの家に行き、趙さんを連行したという。趙さんは連行され昆明市留置場に3日間拘束され、西双版納留置場に移送された。

 その後、趙さんは逮捕令状を出された。

 趙さんの友人や親戚は趙さんが法輪功を学んでいることで、いろいろな迫害を受けたことを知っていたが、趙さんの生き方の選択を尊重した。趙さんが連行されたことで友人や親戚は心を痛め心配した。そして趙さんに会いたくても許可されず、会えないために、弁護士に趙さんに会って様子を見てくるように頼んだ。

 趙さんの母親は娘が拘禁されていることを知って、かなりショックを受け、精神状態が悪くなって家で転倒した。その日、家に他の人が誰もいなかったため、母親は起き上がれず、1日中転倒したままになっていた。その後、母親は病院に運ばれたが、大腿骨頭にヒビが入っていると診断されて入院した。しかし、あまりにも娘のことを心配するあまり、それが原因で病状が一向に好転しないという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/10/12/375672.html)
 
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