河南禹州市の王宏偉さん 不当に開廷される
【明慧日本2018年9月28日】河南省禹州市裁判所は2018年9月18日午前8時30分に、河南省禹州市の法輪功学習者・王宏偉さんに対して不当に開廷した。王さんの親族および弁護士2人は法廷で傍聴し、弁護した。
裁判は午前10時から午後3時まで続いた。
法廷中、起訴側は王さんが最高裁判所に江沢民を告訴する資料を郵送したという理由で、王さんが刑法第300条に違反したと決めつけた。
王さんは起訴側の指摘に対し自ら弁護し、穏やかな言葉で法廷の中のすべての人に、法輪功を学んでから受益したことをいろいろ伝えた。
王さんは「法輪功を学ぶことは犯罪ではありません。『真・善・忍』の教えに従うことも間違っていません。法輪大法の素晴らしさは世界中に知られています。憲法に従い江沢民を告訴することは私の権利です」と述べた。
王さんは江沢民が中国共産党を利用し、法輪功を迫害している話をした時、その言動について、途中で裁判官に止められた。
起訴側はさらに、王さんがかつて懲役5年の不当な実刑判決を宣告されたことを口実に、王さんに懲役4年から6年の判決を下すように要求した。
弁護士2人は起訴側の出した証拠は、不十分であると反論し、王さんは無罪であると弁護した。
弁護士は最後に、王さんは無罪であることを実証し、裁判官が良知をもってこれらのことを判断し、一刻も早く王さんを解放するように求めた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)