貴陽市南明区裁判所は再び陳賢忠さんに対し開廷
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 【明慧日本2018年9月12日】貴州省貴陽市の法輪功学習者・陳賢忠さんに対して、2018年6月11日、南明区裁判所は3時間ほど開廷した。その後、8月22日、裁判所は再び開廷した。

 6月11日、陳さんと弁護士は起訴側に対して、根気強く弁護した。弁護士は「起訴側は雲岩区公安が述べた証拠だけで、陳さんに罪をかぶせましたが、陳さんはとても不満です。もし、法廷も確かな証拠を出さないまま陳さんを有罪とするならば、裁判所は法律に反することになります」。

  「法輪功は人々に健康をもたらすほか、真・善・忍の価値観を提唱しているだけで、人々や社会に何の害も与えていません」と弁護した。しかし、起訴側は弁護士の質問に曖昧な答えしかできなかった。

 当日、判決は下されなかった。 

 その後、南明区検察庁はいわゆる「追加の証拠」を提出し、8月22日に再び陳さんに対して、約40分間の開廷をした。

 結局、新しい証拠は陳さんの妻が洗脳班に拘禁された時、携帯電話に法輪功の内容があったことを言及した記録文章、および携帯電話に法輪功の関連情報をダウンロードしたことのみであった。

 陳さんの弁護士は「まず、一、洗脳班は違法な機関であり、そこでとった記録文章は合法の証拠ではないこと、二、当時の記録をとった者は1人だったことから、無効であること、三、携帯電話に法輪功の情報があっても、所有者がこれを伝播したことの証拠にはならないこと」の3点を指摘した。

 陳さんも裁判官に「私はもう70歳を過ぎています。私は、人々に良い人になるようにと伝えているだけで、違法なことや、犯罪を犯すことは決してやっていません。私はただより良い人になりたいだけです。そして、法律に反することは何もしていないので、無罪で釈放されることを求めます」とはっきりと述べた。

 しかし、現在、陳さんは依然として南明区留置場に拘禁さたままでいる。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/31/373157.html)
 
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