大法弟子が正念を持ち 冀東刑務所で真相を伝える
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年9月4日】最近、明慧ネットで冀東刑務所での法輪功学習者への迫害が報道されました(『河北省刑務所管理局冀東支局の罪悪』)。私は別の視点からこれらを見ると、一部の大法弟子の修煉は比較的純粋で、恐怖心がなく、刑務所で法輪功迫害の真相を語り、正念をもって正しく行い、刑務官や囚人たちが正しい選択をすることができました。ここでは、これらのことについてのいくつかの事例を挙げてみます。

 この大法弟子のことは、安全上の理由で彼の名前を差し控えます。彼は毎日座禅と煉功をすることが出来ました。ここの「大班」(囚人のリーダー)はこの同修のことには一切かかわらず、他の囚人達もリーダーの様子を見て、かかわりませんでした。しかも、この同修は毎日作業場から帰って来ると、自ら刑務所の中隊の隊長のいる事務所に行き、いつも隊長に法輪功への迫害の真相を述べました。これが長い期間にわたると隊長は彼に会うのを恐れ出し、彼を避けるようになりました。

 もう1人の最近違法に拘禁された大法弟子は、比較的考え方も単純で、恐怖心が全くありませんでした。刑務所の教育課長は、彼を見張り、取り囲んでいる3人の囚人に、「彼を殴れ」という悪辣な口頭での指示を出しました。しかし三人の囚人は誰も手を出さず、彼に「我々は絶対にあなたを殴りません。もし、言われるままに殴ったら、あの教育課長は一切責任を負わず、我々だけが悪者扱いされてしまいます。あなたがここに来てから毎日一緒に寝起きしているのに、もし我々があなたを殴ったら、今後どうやって付き合っていけますか?」と言って、今回の件はうやむやになってしまいました。

 別のもう1人の大法弟子は、思想の「転化」いわゆる今までの思想や信仰を変えることを強要され、拒否しました。そして、刑務所側が「転化班」を開くと聞く度に、隊長に「転化班」に参加したいと申し込みました。隊長は自ら参加したい人がいると聞き、もちろん喜んで同意してくれました。「転化班」に来たら、刑務官に迫害の真相を述べ、さらに邪悪に洗脳された人達に迫害の真相を語りました。この同修は「転化班」には大法の経文がたくさん置いてありますので、ここへ来て毎日法を学ぶことが出来ました。でも、数回参加しただけで、「転化班」の担当者の刑務官がこの同修をここに来させなくしました。刑務官はこの同修に、「あなたが来たら、自分が転化しなければならないだけでなく、他の人達の転化にも影響を与えてしまうので、今後、絶対にあなたをここへは来させません!」と告げました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/26/371586.html)
 
関連文章