甘粛省涼州区裁判所は張光虎さんに対し秘密裏に開廷
【明慧日本2018年8月3日】甘粛省武威(ぶい)市涼州区の法輪功学習者・張光虎さんは、2018年1月、警官に連行され留置場に拘禁された。その後、張さんの妻は夫のためにすぐに弁護士を雇った。しかし、思いもよらず涼州区裁判所は先日、弁護士にも家族にも通知せず、秘密裏に張さんに対して不当な裁判を行った。
張さんは涼州区洪祥鎮に在住で、2017年12月26日、双城鎮で人々に法輪功が迫害されている事実を伝えているとき、中国共産党の法輪功への誹謗中傷を信じた人に通報された。張さんは警官に双城派出所に連行され、派出所に来た国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に尋問された。当日夜9時すぎ、張さんは国内安全保衛部門の警官に連行され、拘留所に入れられ、15日間拘留された。
2018年1月9日午前10時、国内安全保衛部門の警官3~4人と洪祥派出所の警官2人は張さんの家に行き、壁を越えて不当に入室した。警官らは家宅捜索し、法輪功創始者の写真、法輪功関連のDVD、法輪功の真相資料などの私財を押収した。
拘留所から出た張さんは直接、留置場に送られた。
張さんの妻は夫のために北京の弁護士を依頼し、委託書も書いた。その後、弁護士は2回、留置場に行き、張さんと面会した。しかし、涼州区裁判所は弁護士と家族に知らせず、秘密裏に張さんに対して不当な裁判をしたという。
裁判所の行為は厳重に刑事訴訟法の規定に違反し、『憲法』による公民に与えた合法的な権利を踏みにじることになった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)