遼寧錦州市の葛春英さん 不当に懲役7年の重刑
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 【明慧日本2018年7月6日】(遼寧省=明慧記者)最近、遼寧省錦州市法輪功学習者・葛春英(女性)さんが錦州市地方裁判所で秘密裏に開廷され、不当に懲役7年の実刑判決を宣告された。

 2017年6月16日17時頃、葛春英さんが錦州市凌川橋南側で法輪功真相資料を貼り付けている時、錦州市公安局松山分局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に連行された。その時、警官らは葛さんを橋の下へ押し込めようとした。その上、警官らは身分証や法的な書類も一切提示しなかった。

 その日、葛春英さんが国保大隊長・李紅と李剛警官に家宅捜査を受けたとき、家には誰もおらず、捜査証明書も提示されなかった。そして、ノートパソコン1台、ディスクトップパソコン1台、電気自転車1台の私有物と現金約1万3千元が不当に押収された。

 葛春英さんが太和区松山検察庁の劉秀岩と谷鈺に起訴されて、2018年1月31日松山裁判官・張偉が錦州市地方裁判所において裁判を行ったが、秘密裏の開廷なので家族の傍聴は2人までしか許可されなかった。

 葛春英さんは2回目の開廷の時、家族にも通知せず裁判所で秘密裏に行なわれ、根拠も確認されないまま推測だけで事実が判断された。一審で懲役7年の実刑判決を宣告されたが、納得がいかずすぐさま錦州市地方裁判所に控訴した。

 錦州市内の法輪功迫害の案件は、すべて錦州市地方裁判所・所長の呉言軍、法輪功の主管裁判官・倪凱らが審査し承認してから判決が下される。

 裁判官・倪凱が錦州市内の法輪功迫害の全部の案件を承認している。彼の官職は副裁判長で、法輪功の案件を主管している。政治問題として扱っているので、懲役年数を多めにしても、誰も問い正す者もおらず、少な目にするとかえって反対者が出る始末である。すなわち、法輪功の案件の判決は法律に従うのではなく、裁判官・倪凱自身が全て判断を下し、根拠は不十分でも、あるいは事実が明確でなくても、「根拠があり、事実を明らかにした」と言い放し、独断で判決を下す。

 法輪功学習者たちが時々倪凱や家族に電話して、善良に法律に基づいて判決してほしいとお願いしたが、全く聞き入れることなく、逆に恨まれた。法輪功学習者の案件は裁判官・倪凱を通して行われると、間違いなく重刑の判決が下される。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/6/22/370092.html)
 
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