夫の田雲飛さん懲役7年、妻の張印香さん死亡
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 【明慧日本2018年5月27日】山西省太原市の法輪功学習者・田雲飛さんは2018年4月8日、懲役7年の実刑判決を宣告された。洗脳班による迫害により半身不随になった田さんの妻・張印香さんは、夫が不当に連行されたため、体調がますます悪化し、2018年5月5日に亡くなった。享年52歳だった。

 田さんは1998年に法輪功を学び、長年の皮膚病と頭痛が自然に治り、性格もよくなった。妻の張さんは法輪功の不思議さを目にして、素直に法輪功を学び始めた。そして、家族全員が幸せな雰囲気に包まれた。

 1999年7.20、江沢民勢力が法輪功を迫害して以来、田さん一家は以前のような静かな生活環境を失った。夫婦の2人は何度も家財を押収され、給料を差し引かれ、職を奪われ、労働教養を強いられ、洗脳班に拘禁されるなどの残忍な迫害に遭った。田さんは滅多打ちにされて気絶したことがあり、何度もスタンガンで電気ショックを与えられ、左の足の膝関節がボロボロになった。

 2008年8月、建砿派出所の警官らは田さんの家に来て入室しようとしたが、田さんはドアを開けなかったため、警官らは塀を乗り越え、斧でドアを壊して、田さんを派出所まで連行した。さらに、田さんの四肢を鉄の椅子にはめて、電気棒で田さんの頭に電気ショックを与えた。

 2017年7月17日午後5時頃、田さんは龍潭派出所の警官により太原市第一留置場に不当に連行された。2018年4月8日、懲役7年の実刑判決を宣告された。

 妻の張さんも迫害に遭った。2000年3月、張さんは法輪功の無実を陳情して帰ってきた後、1カ月間拘留された。同年、張さんはまた鎮城洗脳班で半年間にわたり迫害を受けた。そこで、張さんは煉功を続けたため、頭から全身に冷たい水をかけられ、睡眠を剥奪され、長時間立ったままの姿勢を強制され、運動場を何回も走りまわされたり、汚い言葉で侮辱された。それから、勤務先では給料を支給された際に、張さんだけたったの1元しか支給されなかった。

 張さんは2013年8月、再び山西省の思想改造施設「法制教育センター」に連行された。1カ月あまり強制的に洗脳された張さんは、精神的に大きなダメージを受けた。出所した後にも関わらず、警官による嫌がらせは絶えなかった。

 夫婦の2人は迫害の元凶・江沢民を告訴した後、派出所の警官は頻繁に嫌がらせを働いたため、張さんはショックを受けて半身不随になり、日常生活のすべてを田さんが世話しなければならない状況だった。張さんが亡くなった当日、朝から晩まで1日中雨が降り続いたという。これは天からの冤罪に対する悲しみの涙が流れていると言われた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/10/365821.html)
 
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