【明慧日本2018年5月9日】遼寧省撫順市で2018年4月24日、左玉華さん、劉邵軍さんなどの法輪功学習者9人が望花区建設派出所、市国保大隊（法輪功迫害の実行機関）の警官らに不当に連行された。翌日、趙胖さんも不当に連行された。趙さんは当日の健康診断で血圧が240mmHgもあり、留置場に受け入れを拒否されたため解放され帰宅した。
9人は撫順市留置場に入れられた。中の5人は刑事拘留として拘禁された。1人の女性学習者は留置場で服、靴下、ブラジャーを強制的に脱がされ、パンツだけにされた。家族は「この社会はどうなっているのか？ 以前はこんなことはなかった」と憤慨した。
9人の学習者は不当に連行された上に、左さん、劉さん、呉麗賢さん、劉春蘭さんの４人は不当に家宅捜索をされ、家に置いてあった法輪功の関連書籍、パソコン、プリンターなどの個人財産を全部押収された。
建設派出所の警官らは2018年4月9日、宮新さん、張叔賢さん2人の学習者を不当に連行し、10日間拘束した。同派出所は2016年4月、賈乃芝さんを不当に連行し、5日間拘束した。同月15日、副所長は20人の警官を率いて学習者・賀立中さんの家に押し入り、賀さんと訪れて来た趙静さんを連行した。その後、賀さんは懲役3年、趙さんは懲役5年の実刑判決を宣告された。
法輪功学習者は皆良い人であり、心身ともに健康で、国家にも社会にも良いことである。学習者・左玉華さん（50代）は善良な人で、夫の年配の父親を十数年にわたって面倒を見ていた。しかし、現在、左さんは拘禁されており、父親の面倒を看ることが出来ず、夫が看るしかなかった。夫は左さんの1日も早い帰宅を待っている。
建設派出所が恣意的に法輪功学習者を連行したことは『刑法』第397条の「職権を濫用すること」に違反している。不当に家宅捜索をすることは『刑法』第245条と269条に違反している。無罪の法輪功学習者に実刑判決を下すことも『刑法』38条に違反し、これら数々の法令に違反している。
