【明慧日本2018年5月2日】(吉林省=明慧記者)吉林省吉林市豊満区法輪功学習者・栄鉄文(70歳女性)さんが、2017年10月6日夜、法輪功の真相を伝える横断幕をかけていた時、江南派出所の警官らに連行された。留置場で拘束され取り調べられたあと、拘置所に移送された。
その取り調べの間、栄鉄文さんは家宅捜索を受けて、法輪功の書籍や真相資料を全部押収された。
栄鉄文さんはこの間、ずっと警察署や検察庁の人員、裁判所の担当者らに法輪功の真相を伝えた。2017年11月7日保釈され、拘置所から家に帰ったが、この際、保釈するための保証金5千元を科された。
2018年3月27日、豊満区検察庁の担当者・高継偉(男性)が栄さんに電話をして、保釈の手続き更新の理由で検察庁に来るように命じた。
2018年4月10日、豊満区裁判所も保釈の手続き更新の理由で、栄さんを騙して、裁判所に来るように命じた。それを知った栄さんの息子と義理の息子は急いで車で駆けつけた。だが、豊満区裁判所に到着すると、栄さんは目が少し斜めになっている若い警官の趙に、鉄のかごに入れられて、法輪功を放棄するようにと保証書にサインをするように、強いられていた。
栄鉄文さんが真・善・忍に基づいて良い人になることは何も間違っていないため、サインをしないと回答した。裁判所の人員が栄さんの息子を使って、栄さんにサインをするように仕向けたが、栄さんは断固としてサインを拒んだ。
栄鉄文さんが鉄のかごに拘束されて1日近く経っても、裁判所の人員の目的が達成できなかったため、夕方ごろ、派出所に連れられて、強制的に写真を撮られた。また、指紋を取るために指印や掌印を取られた後、吉林市拘置所に移送され、懲役刑を科すことが企てられた。(情報によれば、量刑は判決5年~7年だという)しかしながら、拘置所側は入所を拒否した。
そのため、裁判所は再び栄さんを豊満区裁判所に連れ帰って、保釈書類にサインをさせようとしたが、栄さんはこの書類の中に法輪功を誹謗する内容を見つけ、サインをしなかった。そこで、裁判所の人員は仕方なく、白紙の用紙にサインをさせた。