吉林楡樹の韓広芝さんに懲役7年と罰金2万元
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 【明慧日本2018年4月22日】吉林省楡樹市裁判所は今年4月3日、弁護士に広芝さんに関する裁判書類の閲覧と介入することを拒否した。その上で、法輪功学習者・韓広芝さんに懲役7年の実刑判決と罰金2万元を宣告した。

 韓さんに対する1回目の裁判は2017年12月20日に行われたが、2回目はそれから100日以降になった。2回目の裁判の前日になって、即ち4月2日の午後3時に、韓さんの娘は初めて裁判所からその知らせを受けた。そのため、遠方に在住の弁護士が法廷に来るには、既に間に合わなかった。

 1回目の裁判で、自分が母親の弁護しようとした韓さんの娘は法廷に入る際に、弁護するための書類を没収された。そして「弁護書類を出さないと、傍聴資格を取り消すぞ」と門番に脅かされた。

 韓さんは以前多くの病気を患い、数多くの大都市の大病院に通院しても病気が治らず、辛い人生を送っていた。1997年に法輪功を修煉して初めて健康を取り戻し、無病で全身が軽く感じた。

 韓さんと高秀琴さんは昨年8月2日午前、楡樹市街で正陽派出所の所長・範洪カイに偶然、出会った時に、真相を伝えたため不当に連行された。その後、範所長は数人の警官らを率いて、3台のパトカーを出動させ、韓さんの家の家宅捜索を行い、銀行カード、身分証、パソコン、プリンター、法輪功の関連書籍、真相資料など多くの個人財産を押収した。

 当日午後、71歳の高齢の高さんは解放されたが、韓さんは楡樹市留置場に収容された。

 15日後、正陽派出所は韓さんの書類を検察庁に提出し、数日後、裁判所にその書類が回った。

 韓さんの家族が依頼した外地の弁護士は計6回楡樹市に来たが、毎回、裁判所に書類の閲覧を妨害された。弁護士は裁判所の関係者らの違法行為をまとめ、楡樹市の関連部署に郵送したという。

 韓さんの娘は何回か派出所に母親の身分証と銀行カードを返還するように求めたが、「そういうことは知らない」と警官に断られた。公的な押収だったのか、それとも私服を肥やしたのか、定かではない。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/15/364159.html)
 
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