歩行困難になった黒竜江の高淑英さん 不当拘禁される
【明慧日本2018年5月23日】黒竜江省塔河(とうが)県の法輪功学習者・高淑英さんは迫害されて便失禁及び歩行困難になってしまったにもかかわらず、2018年5月15日、ハルビン女子刑務所に拘禁された。
事件の経緯
2018年4月20日、警官ら十数人が突然、高さんの家に押し入り(警察証などを誰も呈示していない)高さんを連行して病院に運び、健康診断を受けさせた後留置場に拘禁した。
4月27日、家族が依頼した弁護士は裁判所で弁護の手続きをしようとしたが拒否された。仕方なく弁護士は手続きの書類をEMS(最も迅速な郵便業務)で郵送し、4月28日に裁判所の張威という人がサインして受け取ったことが分かった。その間、高さんは迫害に抗議するために留置場で断食をしていた。留置場側は何度も高さんの家族にお金を請求し「栄養注射の代金を出さなければ高さんに栄養注射をしない」と言った。家族はお金を出さなかった。
弁護士が到達した当日、圧力の下で高さんは意識が朦朧として命の危険に晒されていた。留置場の職員は高さんを病院に搬送した。
5月2日午後3時30分、高さんは4人の警官らにより病院から裁判所へ運ばれた。
高さんに対する裁判の結果は家族には届かなかった。高さんは裁決を不服として控訴しようとしたが、手続きをしてくれる人が誰もいなかった。
家族は非常に衰弱している高さんを「重病のための服役中の一時出所」の申請をしたが、裁判所側に拒否された。
5月15日、高さんは強制的にハルビン女子刑務所に拘禁されたという。