遼寧本渓市のドン樹海さん 刑務所に収監される
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 【明慧日本2018年6月3日】遼寧省本渓市の法輪功学習者・ドン樹海さんは不当に懲役1年6カ月の実刑判決を宣告され、最近、刑務所に収監された。

 2016年6月28日、本渓市警察署国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と派出所の警官らはドンさんの家に押し入り、家宅捜索を行った。その際に、法輪功創始者の写真、法輪功の関連書籍、法輪功の真相資料、ノートパソコン、デスクトップパソコン、プリンター、ビュイックの乗用車、現金4千元などの個人財産を押収した。

 その後、ドンさんは健康を害しているという理由で現金1万元を支払って、一時仮釈された。

 2017年12月4日、本渓市明山区裁判所の警察官らは突然、ドンさんの勤務先に押し入り、ドンさんを連行して留置場に入れた。同月7日、同裁判所は突然に裁判を行い、ドンさんに対し秘密裏に懲役1年6カ月の実刑判決を宣告した。弁護士や家族らは皆これらの事情を全く知らなかったという。

 ドンさんはこの判決を不服として控訴したが、本渓市中級裁判所は明山区裁判所関係者の違法行為や、職権濫用行為を全く無視し、原裁決を維持した。

 今年5月15日、ドンさんの年配の母親が留置場へ面会に訪ねて行った時、初めてドンさんがすでに瀋陽刑務所に移送されたことが分かった。

 家族はドンさんについての情報をここ半年以上も入手できず、安否さえもわからないと言う。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/23/367921.html)
 
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