山東済南市の朱暁東さんに不当に懲役5年の判決
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 【明慧日本2018年6月2日】山東省済南市の法輪功学習者・朱暁東さん(49歳)は不当に済南市留置場に1年ほど拘禁された後、2018年5月10日に済南市歴下区裁判所に懲役5年の不当な実刑判決を宣告された。

朱晓东
朱暁東さん

 朱さんは1999年に法輪功の修煉を始めた。2017年5月13日の世界法輪大法デーの当日に、朱さんは市内の数カ所の立体交差点で10メートルの真相横断幕を5枚掲げた。太陽の光に照らされた横断幕は非常に目立たっていた。

 3日後、歴下区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と千佛派出所の警官ら20人あまりが突然、朱さんの住宅に押し入り、朱さんを連行し、不当に家宅捜索を行った。現地の警官は今回の事件を重大な案件と見なし、朱さんはあれから現在まで、ずっと済南仲宮留置場に拘禁されている。

 済南政法委員会、610弁公室歴下区国保大隊の人員の指示の下で、派出所の警官らは関連のある証拠を集めて、この案件の新たに集めた証拠書類を検察庁へ再び送った。

 2017年12月下旬、済南歴下裁判所は朱さんに対して裁判を行った。朱さんは中国の現行の憲法と法律による「公民の信仰の自由と権利に関する条例」をあげて、自分は無罪だと主張した。

 2018年5月10日、朱さんは懲役5年の不当な実刑判決を宣告された。当局はこの案件で法律を公然と踏みにじったことになる。

 何回も迫害を受ける

 朱さんは法輪功の真・善・忍を堅持していたため何度も連行され、2回にわたり労働教養を強いられ、数回も拘禁された。

 2003年2月、朱さんは1年間の労働教養を強いられ、済南市労働教養所に拘禁された。

酷刑演示:打毒针(注射不明药物)
拷問のイメージ図:無理やり毒薬を注射される

 2009年3月31日、済南市中区裁判所は70代の学習者に対して裁判を行う際、傍聴しに行った朱さんは裁判所で警官により不当に連行された。そして同年4月9日、朱さんは1年9カ月の労働教養を強いられ、章丘市官荘卿にあった山東省第二労働教養所に収容された。

 2013年8月27日、住民に法輪功の真相DVDを配布していた際、警官らにより連行され、15日間拘束された。同年11月18日、朱さんは再度不当に連行され、済南市留置場に入れられた。

 2015年12月7日、最高検察庁のある人物が済南市を視察した際に、朱さんは視察官に江沢民告訴の書類を提出した。しかし、視察官はこの書類を現地の警察署に渡した。そのことにより朱さんは再度連行され、7日間拘束された。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/18/366705.html)
 
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