【明慧日本2018年9月2日】吉林省大安市の法輪功学習者・張鳳玲さん(70)と王鴻彦さんの親子は、トウ南市裁判所に不当な判決を宣告された。王さんは懲役4年と罰金5000元(約7万5000円)の判決を宣告され、吉林省女子刑務所に拘禁されている。張さんは懲役2年、執行猶予2年と罰金5000元の判決を宣告され、現在、家に戻された。
警官はお金のために、法輪功学習者を尾行し連行する
吉林省白城市公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と大安市公安局の国内安全保衛部門の関係者は2017年、お金をゆすり取るために、法輪功学習者を連行することに双方とも合意した。それから大安市と白城市において、学習者を尾行した。
2017年9月から10月にかけて、多くの学習者が家財を押収される
10月9日午後、白城市の国内安全保衛部門、慧陽派出所の警官は張さんの家のドアをこじ開けて、部屋に侵入した。そして、パソコン、プリンターなどの私物を押収した上、張さん、王さん、陳玉梅さん3人の身柄を拘束した。そのため、張さんの孫はびっくりして心臓病の症状が現れた。
親子が不当な判決を受ける
王さんは高血圧であるにもかかわらず、鎮賚県留置場に拘禁された。張さんは拘禁されてから重体に陥り、警官らは家族にお金を用意するようにと知らせたが、張さんが重体であることを隠した。張さんは入院させられたが、少し良くなると再び鎮賚県留置場に戻されて迫害された。
王さんと張さん親子を罪に陥れる資料がトウ南市検察庁に提出された。2018年5月、トウ南市裁判所は裁判の1日前になって初めて、家族に開廷の日付と時間を知らせた。しかし、当然の権利である弁護士を雇うことを禁止した。そして、裁判所が指定した馴れ合いの弁護士に弁護させた。その結果、2人とも不当な判決である懲役刑と罰金まで宣告された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)