法廷で弁護士と家族が弁護 裁判官は応答できずに無言
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 【明慧日本2018年8月19日】(四川省=明慧記者)四川省徳陽市旌陽(せいよう)区裁判所は2018年8月2日午前9時30分~11時35分まで、法輪功学習者・張興鳳(女性)さん、蔡興碧(女性)さんに対して不当に裁判を行った。

 2017年9月5日、張さんと蔡さんは尾行されていることに気づかず、私服警官にネット封鎖を突破出来るソフトを配布した。それが原因で、張さんと蔡さんは旌阳区治安隊長・文一飛らにその場で連行され、家宅捜索を受けた。2017年10月12日、2人の学習者を罪に陥れる公文書が検察庁に送付され、逮捕許可が発布された。2018年4月、検察庁はその公文書を裁判所に提出した。この期間に、前後11力月が経過していた。

 今回の検察官は李海で、裁判長は杜立である。法廷で、検察官・李海はいつものように「証拠」および押収した物品を提示し、2人の法輪功学習者を罪に陥れようとした。

 北京の弁護士は根拠に基づいて無罪の弁護を行った。弁護士はまず、法輪功は邪教であることを証明できる法律的な根拠の提出を要求したが、法廷側は提出できなかった。そして、弁護士は「提示されている証拠はすべて家宅捜索の時に押収した物品ばかりです。しかも私服警管は捜索令状を提示せず、立件決定書などの公的な書類もなく、家族の署名手続きもありません。この状況下で家宅捜索を行ったが押収した資料は違法品ではなく、合法的なものです」と指摘し、自分の依頼者を直ちに無罪で解放するように要求した。

 蔡興碧さんの夫も妻のために無罪の弁護をした。「妻は重いリウマチを患い、骨が変形して箸を握ることも、自力での生活もできず、医者は『世界中どこを探しても治療できる医者はいない』と断言しました。同時に妻は乳癌も患っていました。私の職業は牽引トラックを運転する仕事ですので、長距離運転をするため、長年ほとんど家に居ないものですから、いつも家のことを心配していました。80代の父親は介護が必要ですし、小学生の娘の面倒も見なければなりませんが、妻も自力では生活ができない状況です。この状況の中で、妻は法輪功に出会い、学法煉功のおかげで、身体が健康に回復しました」

 健康になった妻は、年老いた父親の介護をしながら、娘の世話をすることもでき、私の後顧の憂いを解決してくれました。父親は臨終の際『親孝行な嫁に優しくしてあげなさい、私は自分の息子より、嫁さんを認めているのだ』と話してくれました」

 「妻は法輪功を学び健康になり、親孝行もできました。私が法輪功は邪教だと言えるでしょうか。もし私があなたたちと同じように言うのなら、私はバカ者です」

 検察官と裁判長達は弁護士と家族の弁護を聞いて、一言も応答できずに休廷を宣告した。家族には「8月6日午後に結果を出す」と言った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/4/372038.html)
 
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