黒竜江省依蘭県裁判所は14人の学習者に対し不当な開廷
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 【明慧日本2018年8月4日】(黒竜江省=明慧記者)依蘭県裁判所は2018年7月24日に、ハルビン市松北区の裁判所を借りて、15人の法輪功学習者に対して不当な法廷尋問を計画した。裁判官は依蘭裁判所の帳安克、公訴人は依蘭検察庁の陳玉傑と副検察長官の帳広志に対し、9人の弁護士は、間もなく法廷で抗弁(こうべん・ 相手の主張に対して、自己の立場を堅持して反論すること)することになった。

 そのうちの依蘭県の法輪功学習者・ホウ秀賢さんは強制連行され、迫害によって危篤状態に陥ったため、保証人を立てて釈放された。家族は直接刑務所内の重病人のための後見室に通され、病院側は家族に危篤通知書を渡した。最近、ハルビン市の監察医と依蘭裁判所の依蘭国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)は、ホウ秀賢さんの家へ行き、ホウさんの病が依然として重い状態にあることがわかると、あれこれデタラメなことを言ったが、結局はホウさんを出廷させられなかった。

 樺川県の法輪功学習者・施風蘭さんは拘禁された時、迫害を受けたことによって危篤状態に陥り、保証人を立てて家に帰ることができたが、7月18日に依蘭国内安全保衛部門の張英鐸によって、ハルビンに連れて行かれて、健康診断を受けさせられた。だが各看守所が受け入れを拒否されたため、結局、施風蘭さんを公安病院に拘禁した。 

 現在、不当な法廷尋問に晒されているのは佳木斯(チャムス)の宋玉芝さん、樺川県の施風蘭さん、依蘭県の施風香さん、姚玉蓮さんと唐立飛さん夫婦、周岩さん、薛洪亮さん、依蘭県達連河町の卜宝玲さん、鄧淑梅さん、康艶玲さん、夏桂華さん、武五琴さんと王雲傑さん夫婦、宋孔華さんの14人の法輪功学習者たちである。

 依蘭県の公安局が依蘭県、樺川県の両県で実施している法輪功学習者に対し、一斉に強制連行した人数は、2017年8月31日から10月13日までで29人にのぼる。その中の女性学習者は、ハルビン市の看守所に拘禁されており、男性学習者は依蘭県の看守所に拘禁されている。

 佳木斯市樺川県の法輪功学習者・施風蘭さんは、在宅中に、依蘭県の公安局と樺川県の公安局に家のドアの鍵を、キリで無理やり穴を開けられて壊され中に押し入られ、強制連行された。連行に関与した1人は、省公安室の者だと名乗り、もう1人は依蘭県の公安局国内安全保衛部門の指導者・カク剣飛である。

 情報によると、今回の強制連行は、黒竜江省の公安庁監督所によって計画されたものである。強制連行に参与したのは、佳木斯市樺川県の公安局である。現在、依然として14人はハルビン看守所と依蘭看守所に不当に拘禁されたままである。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/22/371381.html)
 
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