【明慧日本2018年10月5日】広東省茂名市の法輪功学習者・林麗珍さん、林燕梅さんと息子の呉朝琪さんは、電白区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らにより、不当に連行された。林麗珍さんと林燕梅さんの85歳の父親は毎日泣き暮らして、2人の娘と孫のことを心配し、数日間ご飯が喉を通らなかった。
父親は次のように話した。「2人の娘と孫が連行された後、まるで刃物で私の胸を刺されたように苦しく、死ぬことよりも辛い思いでした。私は年を取っており、生活の中で不便なことが多くあり、2人の娘に頼って生活していましたから、今後の生活をどうすればよいのか全然分かりません。人民警察は元来、国民のためのものではないでしょうか? どうして善良な国民を迫害するのでしょうか? さらに、私の年金までも奪ったのです。娘と孫はどんな法律を犯したのですか? 中国政府に一刻も早く、2人の娘と孫を無事に無罪で解放するように切に望んでいます」
2018年8月29日午前、茂名市電白区の警官ら二十数人が、法輪功学習者・甘恵玲さんの家に行き、家宅捜索を行い、甘さんを連行した。昼ごろ、警官らは林燕梅さんの父親の家に行き、扉をこじ開けて入室して、林燕梅さんと息子の呉朝琪さんを連行し、家財を押収した。
連行される過程の中で、林燕梅さんの父親は警官を阻止したところ、両手をねじられて捻挫させられ、左手は出血し、右手は鬱血し、両腕はあざだらけになった。警官らはまた父親の部屋のドアを蹴り開けて、部屋に置いてあった生活費のための年金までも奪い去った。
妹の親子が連行され、姉の林麗珍さんは直ちに弁護士に依頼した。2018年に8月31日夜8時、父親を慰(なぐさ)めに来た林麗珍さんも、突然に侵入してきた十数人の警官らに連行された。
林燕梅さんの85歳の父親は、妻が亡くなり、2人の娘しかいない。高齢のために普段、いつも2人の娘が世話していた。
現在、林燕梅さん、林麗珍さんと呉朝琪さんの3人は、茂名市第一留置場に拘禁されている。甘恵玲さんは電白区第二留置場に拘禁されている。
国内外の正義がある人士達に救援の手を差し伸べていただきたい。また、林燕梅さん3人と甘恵玲さんのことに関心を持ってもらい、そして、中国政府の人員にこれらの善良な学習者たちを無罪で、早く解放するように呼びかけたい!!
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)