山東煙台市の学習者10人 不当な法廷審問に直面
■ 印刷版
 

 【明慧日本2018年9月6日】山東省煙台市莱山区の公安支局は、2017年9月15日、多地域に跨(またが)り大勢の警官を出動し、 無防備で、はだか同然の高齢の法輪功学習者の女性達を連行した。その中には70歳以上の人は79歳の呉香仃さん、74歳の張慧英さん、71歳の韓忠香さん、70歳の肖淑燗さんの4人と、60歳以上の人は67歳の鄒本珍さん、65歳の李愛茹さん、63歳の馬玉珍さん、63歳の孫明秋さんの4人と、そして、趙淑玉さん、潘栄卿さん、潘艶岩さん、栾景尭さん(潘艶岩の夫)と崔徳英さん(別の案件)がいた。

 現在、潘栄卿さん、潘艶岩さん、馬さん、趙さんの4人は、条件が極めて悪い煙台市福山留置場に拘禁されている。また、韓さん、肖さん、呉さん、孫さん、鄒さんの5人は釈放され、家で裁判を待っている状態であり、張さんは自宅で監禁同様に監視されている。

 莱山区公安支局はでっち上げの罪名で、2017年12月18日に10人の法輪功学習者を煙台市莱山区検察庁に書類送検をした。検察庁側は二度も事実が明らかではない、証拠が不十分であるという理由で、書類を莱山区公安局に差し戻した。しかし、2018年6月29日、莱山区検察庁は法律と事実を顧(かえり)みず、事実上、無実の10人の学習者を罪に陥れ、またもや莱山区裁判所に提訴した。

 最近、10人の学習者はすでに莱山区裁判所から起訴状を受け取り、釈放されて家にいる数人の高齢の学習者とその子供たちまでも派出所や裁判所、検察庁から程度の異なる電話があったり、あるいは家に来るなどの妨害を受けた。それによって、高齢の学習者たちとその家族は極めて大きな精神的プレッシャーがかかり、心身共に大きく傷つけられた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/23/372817.html)
 
関連文章