中東の心理学者「私は求めていたものを手に入れた」
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文/中東の大法弟子

 【明慧日本2018年9月1日】私は中東の大法弟子です。2011年に法輪大法に出会い、2013年から大法弟子として活動に参加しました。

 私は心理学者です。私は多くの人、特に青少年、女性などにカウンセリングを行うことによって、彼らの生活における多くの難題を克服するように手助けをしてきました。カウンセリングを受けることによって、患者が抱えていた問題を克服できたのを見て、私はとても嬉しく思いました。しかし、しばらくすると、彼らはまた、心を悩ませる別の問題を抱えて戻って来ました。

 彼らには自ら正しい道へと導く考え方が欠けていると感じました。もし、彼らに強い意志があれば、彼らは生活の中の難題を克服することが出来るでしょうし、或いは彼らのいわゆる「困難」を解決しやすくなるでしょう。しかし、現在の科学と心理学の理論ではこれらの問題を解決することが出来ないと私は認識しました。私は彼らの間違った考えを正そうと、そして彼らに別の視点から物事を考えさせようと試みましたが、しかし、生活の中のすべての問題を解決できる知恵の富んだ基礎理論はありませんでした。

 法輪大法の師父は「ご存知のように、この本は普通の本ではなく、それは法なのです。人類社会に各種の法律、理論や学説がありますが、皆さんに教えますが、それらは全て人間のもので、人間が常人社会という次元に持っているものです。それに対し、今日私が皆さんに教えているのは、人類社会の全ての学説と全ての常人の法をはるかに超えたものです」 [1]と説かれました。

 師父はまた「これほど長く修煉することを通じて、この法が決して常人社会のいかなる理論とも同じではないと皆さんも分かるようになりました。古今東西の人類の知識を探し尽くしても、見つからないものです」 [2]とも説かれました。

 幸いなことに、私は法を学んでから、自分が求めていたものを手に入れました。私の考え方が正しい時、表面上では、逆境の中でも私は自分を船の船長とみなす事ができ、そして、自分の生活の中で小舟が風と荒波を恐れず、救い済度される彼岸に向かって走らせることが出来ました。そして、私は平静心と自信を持って、困難を克服し、様々な問題を解決することが出来ました。この強い意志を保持し、強化して行きたいと思い、そして、生活の中で起きた様々な波乱万丈に正しく対応しようと思いました。大法は私にこれらのことを教えてくださいました。

 私は法輪大法から恩恵を受けただけではなく、私から法輪大法を紹介された患者も、実践のできる人ならば、皆受益しました。今、彼らも常人のロジック(論理)で生活の中で起きた問題を評価しなくなりました。欲望、誘惑、競争、個人の利益などは常人が執着するもので、常人のねじ曲がった考え方なのです。1人の修煉者が高い次元に昇華するには、それらのものを乗り越え、それらのものを拒否し、常人のものをますます軽く見なければなりません。

 師父は「本当の修煉は心を修煉しなければならないもので、心性が高まった時、心がはじめて清浄、無為に達することができます。心性が高まった時、はじめてわれわれ宇宙の特性に同化し、人間のあらゆる欲望や執着心、悪しきものを捨てることができ、はじめて自分自身の良くないものを放り出して浮かび上がってくることができます。宇宙の特性の制約を受けなくなれば、はじめて徳という物質が功に転化することができます」 [3]と説かれました。そして、「心地よく、病気にもかからないような真の解脱に達しようとするには、修煉するほかありません!」 [3]と説かれました。

 すべての学習者が円満成就できるように心から願っており、そして、自分も修煉の道で絶えず精進して行けるように心から願っています。

 最後に私達の偉大な師父に感謝します!

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『米国東部法会での説法』
 [2] 李洪志師父の経文:『長春補導員法会での説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/3/371596.html)
 
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