トラック運転手が法輪功学習者を危険から守った
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 文/中国のトラック運転手

 【明慧日本2015年3月9日】私はある運送会社の運転手です。先月1日、私が職場でトラックに荷物を積んでいるとき、2人の女性(50代)が袋を掴んで走ってきました。私は彼女たちに「どうして走っているのですか?」と聞くと、彼女たちは「3人の警官に追いかけられています」と答えました。さらに「袋の中に何が入っているのですか?」と聞くと、「小冊子です」と答えました。私は「きっと法輪功学習者だ」と思いました。

 私は「警官らは社会治安の犯罪者を捕まえないで、『真・善・忍を修める良い人を連行するなんてとんでもない」と思い、彼女たちを助けようと思いました。そこで、私は急いで彼女たちの持っている袋をトラックの中に隠し、彼女たちも倉庫の中に隠れました。

 まもなく3人の警官が走ってきて、私に「2人の女を見なかったか?」と聞きました。私は「見ました。50代の女性2人が、手に袋を持っていましたよ」と言うと、1人の警官は「そうだ」と答えました。私は「彼女たちは東のほうに走っていきましたよ」と言うと、3人の警官は駆けていきました。

 警官が見えなくなると、私は「2人の法輪功学習者を安全な場所まで送らないといけない。警官が再び戻ってきたら大変なことになる」と思いました。社長の家族にタクシードライバーがいて、彼は毎日、会社に戻って昼食を摂ります。私は彼に「彼女たちを行きたいところまで送ってください。料金は多く取らないでください」と頼んで、小冊子が入った袋をタクシーの車内に置き、彼女たちを見送りました。

 私は法輪功を学んでいませんが、妻は法輪功学習者です。ですから、私は法輪功が迫害されている実情を知っています。私も法輪功のために何かをしてあげたいのです。そして、法輪大法の素晴らしさを皆に伝えたいのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/6/304097.html)
 
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