タクシー運転手の同修達が法を実証する
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文/遼寧の大法弟子

 【明慧日本2013年10月18日】ここ数年、私達タクシー運転手の同修達は仕事の中で法を実証し、衆生を救い、世間の人に大法の素晴らしさを表しています。毎年、秋の収穫の季節になると、私達は個人の利益を放棄して、迫害を受けている同修の家族の収穫を手伝いに行き、大法弟子の協力、善良を世間の人々に表しました。共産党が大法弟子を不法に裁判した時、私達は同修の家族を乗せ、留置場や警察に釈放を求め、近くで発正念をしました。今日は、私達タクシー運転手の同修達のいくつかの話をしましょう。

 まず同修Aさんの話をします。数日前、Aさんから電話をもらいました。Aさんはタクシーの中で財布を拾いました。中には身分証明書と140元の現金が入っていました。その持ち主は農村地帯の女の子でした。Aさんはその財布を仕事でよく彼女の家の近くまで行く同修に渡し、できるだけ早く彼女に返すように頼みました。同修が急いで女の子の家に電話をすると、電話に出てきた彼女のお母さんは、事情を聞いた後に、何度も同修に感謝しました。その後、お父さんは自ら運転して財布を受け取りに来ました。お父さんの話によりますと、女の子は財布をなくした後、随分泣いてもう絶対に見つからないと思ったそうです。しかし、中の身分証明書がどうしても必要なので、新しいものを作ろうとして、警察署ですでに新しい写真を撮ったそうです。同修は女の子のお父さんに真相を伝えました。お父さんは受け入れて、心の中から大法弟子に感謝し、大法は素晴らしいと認めました。

 次に同修Bさんのことをお話しましょう。2002年の頃、ある親子が自転車に乗って出かけた時、怪我をしました。お父さんは重傷でたくさんの血を流して動けなくなりました。息子さんは父親を病院に運ぼうと思って、通行中の車を止めようとしましたが、血だらけの負傷者を見て車を止める人は誰一人いませんでした。息子さんはひざまずいて頼みましたが、彼を相手にする人はいませんでした。この時、タクシーを運転するBさんがやって来ました。この情況を見て、すぐに車を止め、お父さんを車に乗せ、病院に運びました。病院に着いた後も、いろいろ手伝ってあげました。名前を聞かれても、彼は「法輪功の修煉者だと覚えてください」と答え、大法の真相を伝えました。最後に、後部座席に多くの血痕を残したまま、タクシー代も受け取らず去って行ったそうです。親子はたいへん感動しました。数年経っても、そのことは依然と記憶に生々しく残っているそうです。そして、「今のこの社会の中で、他の人に何を言われても、私は信じませんが、あなたたち法輪功を修煉する人の話だけは信じます。なぜなら、あなた達がそれをやり遂げたからです。あなた達は本当にいい人です。他の運転手は車が汚れるのを嫌って、人の生死をそっちのけにしているのに、あなた達は、それを嫌がらず、私達を助けただけではなく、タクシー代も求めず自分で車を掃除しました。どこの誰があなた達は悪いと言っても、私は信じません」と言いました。

 同じくBさんのことです。1999年7.20が始まった当初、彼にはいい仕事があり、幸せな家庭を持っていました。しかし、彼は毅然として北京に行って、法を実証し、師父の潔白を訴えました。彼の影響で、私達の県から100人以上の人が出てきて、当時、一時世間を騒がせました。その後、警察は多くの人を出動させて、彼を捕まえ、最後に北京でBさんを強制連行し、ひどく迫害しました。

 最初の頃、邪悪が最も凶暴な時、町の最もにぎやかな場所に、大法と師父を攻撃する看板が公然と設置されていました。それを知ったBさんは、同修である奥さんと一緒に自転車でその場所に着くと、奥さんに発正念をさせ、彼一人で看板の前に行って、一言も言わずに、そのポスターをすべて引き剥がしてしまいました。その時、多くの人が居合わせていて、誰もが驚いて呆然としました。同修の奥さんもびっくりして顔が真っ青になったそうです。今、振りかえって考えれば、多分、その時、Bさんの正念はすべての悪を制圧したのではないかと思います。その後、邪悪は場所を変えて、別のところで看板を展示しましたが、Bさんがまた引き剥がしました。その後、看板は二度と出されませんでした。

 次に同修Cさんのことを話します。彼は私達の地区の協調人です。私達の地域で重大な迫害が発生した後に、Cさんが自ら協調役になりました。彼は普段タクシーの運転をしていますが、いかなるチャンスも見逃さず、真相を伝えました。彼の言葉を借りれば、「私と接するすべての人は私と縁のある人で、機会を逃したら、再びその機会が巡ってくるかどうか分かりません」と言います。彼は常に三退を勧め、時には、彼の車に乗るお客さんは彼に、「あなたはもう私を三退させてくれましたよ、もう忘れたのですか」と言います。『中国共産党についての九つの論評』が発表されてから、現在まで、Cさんに勧められ、三退をした人は数えきれません。彼は誰に対してもとても親切で、誰に頼まれても、彼はすべて優しく対応して、街に、田舎に多くの足跡を残しました。

 同修Dさんはとても温厚で、手が器用で頭のよい人です。誰の車が故障しても、電話一本で彼は遠近にかかわらず、必ず運転して修理の手伝いに出かけます。彼が作った大法の真相のお守りや印章など、誰が見ても素晴らしいのです。彼はいつもタクシーを運転するときを利用して、法を正す期間の仕事をして、不平不満を言わず、最大の努力を尽くして自分のすべき事をしています。

 最後に同修Eさんの話をします。彼は独身で、毎朝起きた後に、他の人はみんな車を出して、稼ぎに出かけますが、彼は、こんな良い時間を金を稼ぐことに使うのはもったいないと思い、法を学び、煉功して、それから車を出します。2、3年前、家を建て直さなければならないため、彼は多くの借金を背負いました。彼は生活を切り詰めて債務を返済し、この一年間、洋服を一枚も買わず、外食も一度もした事はありませんでした。しかし、彼は貯めた数千元のお金を全部人を助けることに使いました。

 ある日、お客さんがタクシーを降りた後、Eさんは車の中に200元が落ちているのに気づきました。彼はすぐに追いついて、お金をお客さんに返しました。その人はとても感激して、彼に名前を聞きました。Eさんは「私は法輪功の修煉者です。私の師父がこのように身を処するように教えたのです」と答えました。お客さんは「車に忘れたお金を届けてくれるのは法輪功の人だけです。他の人はそう簡単に出来ないものですよ」と言いました。

 確かにその通りです。物欲が横行する今の社会では、私達大法弟子の世界だけは浄土です。私達はいつも誇らしく世間の人に「私達は大法弟子です。私達の師父は世の中の最も素晴らしい師父です。師父は私達に世の中の最も良い人になりなさいと教えられ、私達に常に真・善・忍の基準で自分を律するようにと説かれます」と言います。私達は法を正す期間の大法弟子になれたことを誇りに思います。私達にこんなに慈悲で偉大な師父がおられることを誇りに思います。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/10/7/280647.html)
 
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