文/中国の大法弟子
【明慧日本2013年5月19日】孫が連休に友達と老君山へ行くので、私に一緒に行こうと誘いました。私は修煉者で、三つのことを行う時間もないので、旅行なんて遊ぶ時間はないと思い断わりました。しかし、孫がどうしても一緒に行きたいと言うので、私は突然、これも人を済度するチャンスだと悟り、一緒に行くことに決めました。
出発の日、朝早く孫と集合場所に行くと、ツアー参加者は60人ぐらいいました。私は運転手に真相を伝えようと思い、隣の席に座りました。運転手は若い青年で、優しそうな顔をしていました、私の話を最後まで聞き、お守りをあげるとバスに掛けてくれました。バスが出発してから、私は孫と後ろの席に座りました。孫の友達は元気な私を見て、年齢を聞きました。孫は「おばあちゃんは80歳になります」と答えると信じてくれず、私は「あと2カ月で満80歳になります」と付け加えました。みんなは60歳ぐらいにしか見えないと話していました。
なぜそんなに若くいられるのか、特別な秘訣でもあるのかと質問されました。私は真相を伝えるチャンスだと思い、大きな声でみんなに聞こえるように「私は法輪大法の修煉者です」と話し始め、大法の素晴らしさ、江沢民集団が法輪功を迫害していること、天安門焼身自殺事件がでっち上げであること、臓器狩りの真相、ほかに大法が世界100カ国以上に広がり、香港や台湾でも受け入れられ、国連でも支持されていることを話しました。話している時、全く恐怖心がありませんでした。
みんなは静かに私の話を聞いていました。待ちきれない人は、動作はどうやるのかと聞きました。私は「今、動作を見せます」と言って通路で始めると、運転手が「おばあちゃん、前の方に来てみんなが見えるようにお願いします」と言うので、私は前の方に行き、ツアー客みんなの前で動功を一通りやって見せました。
みんなは動作を見てから、こんなにいい功法なのに、どうして禁止するのかと聞きました。私は「素晴らしい功法だから、学んでいる人があまりにも多すぎて、江沢民が嫉妬のあまり禁止しました」と説明すると、みんな真相が分かり、「法輪功は冤罪事件ですね」と言う人もいました。数人の教授が「江沢民が法輪功を弾圧するのは間違っている、私の学校にも法輪功愛好者が多くいましたが、1999年7月の迫害以後、多くの愛好者が学校を免職され、労働教養所に入れられた人もいました。とても可哀想でした。でも、私もテレビなどの宣伝を信じてしまっていましたが、おばあちゃんのお話を聞いて、やっと分かりました」と言いました。自分も家に帰ったらみんなに、法輪功修煉者から早く習うように伝えたい、チャンスはあまり残っていないとも言いました。
私達はバスに何時間も揺られて、やっと頂上に着きました。老君山は名前の通り道家の修煉場所で、山々が高くとても綺麗な所です。山頂にいくつかお寺がありました。孫たちは見物に行きましたが、私は観光に興味がなく、真相を伝えようとお寺に入りました。中から道士が出て来て、真相を話し始めたら、嫌そうに手を振りました。私はもう一軒のお寺に入りました、庭の真ん中で発正念をしていたら、部屋の中から70歳ぐらいの女性の道士が出てきました。私を見て佛家信者ですかと聞かれ、私は法輪功の修煉者ですと返事をしました。彼女に世間話をするように真相を話し始めました。彼女は静かに私の話に耳を傾けて聞いてくれました。
私の話を聞いてから、女性道士は「私は以前にも法輪功について聞いたことがあります、でもよく分からず、今日やっと法輪功が本当の修煉だと分かりました」「私は13歳の時、家庭の事情で出家してここに来ました。文化大革命の時、迷信だと言われ、山から追いやられて、深圳の小さなお寺に逃げました。何十年もそこに住みました。90年代に入ってから、ここのお寺が観光目的で再建されるので、私はまた呼び戻されました。ここでは私が一番古く、長く住んでいて、この辺りでは少し名の知れた有名人です。しかし、実際は修煉しているのではなく、いかにしてお客から線香代を取るか、利益のために争ったり、いいかんげなことをしており、その日暮らしです。私も長年困惑していました。本当の神様はどこにおられるのか、本当の浄土はどこにあるのかと考えていました。今日は縁があってあなたのお話を聞いて、夢から目が覚めました。法輪大法は本当の正法です。だから、たくさんの人が学んでいるのだと思います」と話し、「私も法輪大法を習いたいです」と真剣な顔で言いました。私は縁のある方だと思いました。でも、その日に限って私は『轉法輪』を持っていませんでした。
孫たちが見物から戻って来ました。私達が楽しそうに話しているのを見て、記念写真を撮ってくれました。彼女は嬉しそうに「2、3日後に『転法輪』を受け取りにお宅に伺います」と言いました。私達は住所と電話番号を交換し、別れ際に彼女が私にずっとお礼を言うので、私は師父がここに私を遣わされたと思います、お礼は師父に伝えてくださいと言いました。
私がこの出来事を書こうと思ったのは、衆生済度がいつも心の中にあれば、師父が縁のある人を按排し連れて来て下さるからです。今回旅行に行って本当に良かったと思います。
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