馬三家労働教養所内の人間地獄「東崗」での様々な犯罪事実
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 【明慧日本2013年3月19日】下記の記述は中国遼寧省、馬三家労働教養所内で行われた法輪功修煉者に対する悲惨な犯罪記録である。

 中共(中国共産党)の警察官・張利利は法輪功修煉者に対する迫害の首領である。張は第三大隊新支部隊の隊長である。この第三大隊は馬三家労働教養所の四階にあり、四階は「東崗(とうこう)」と「西崗(せいこう)」の二つの区域に分けられている。「西崗」区域には通常の受刑者と一部の法輪功学習者が監禁されている一方、「東崗」には中共の不当な迫害を受けても自分の信条を貫き、中共の“転向”に応じない法輪功修煉者が監禁されている。ドアと窓は外から中の様子が分からないよう、カーテンで厳重に閉じられている。警察の出入りの時にもドアに厳重に鍵をかけている。中で行われている非人道的な迫害が外へ洩れてしまうのを極度に恐れていることが分かる。法輪功修煉者の食事の配達は一般の受刑者が担当し、警官はその後ろについて警備にあたっている。食べ物と言っても砂の混じった黒い饅頭が1つと、腐った大根などの野菜が少しだけで、専用の小さな隙間を通して中へ入れている。

 当局は「東崗」の四番目の牢屋を最も厳重に隠蔽している。この牢屋の窓には二重に新聞紙が貼られ、中の様子は全く伺うことができない。昼間でも中は真っ暗で、この個室は張利利が法輪功修煉者を拷問するための特別な牢屋である。中の空間はおよそ30㎡と狭く、人を縛りつけるために用意した小さなベッドが一つ置かれている。それ以外には拷問用の道具である手錠と足枷、布の袋、高音スピーカー等が用意されている。壁と床にはびっしりと法輪功を中傷する内容の漫画が貼られ、更に28インチのテレビと同じ大きさの「転化」と書かれた赤文字が貼られている。電気のスイッチを入れるとこの「転化」と言う文字が様々な色に変わってピカピカと光る。警官らはこの部屋に入ると何より先に、この文字のスイッチを入れて光らせる。

 各種のスピーカーを用意して法輪功を罵る内容を大声で放送する。2セットの法輪功を中傷した内容が書かれた服がある。これを法輪功修煉者に強制して着用させる。また真冬の極寒の雪の中でも、法輪功修煉者が綿入れの暖かい服を着ることはできない。ベッドに身体を縛り、イヤホンを耳に強制して差し込み、大法を罵る内容の録音を非常に大きい音量で聞かせる。

 警察官の張秀栄は長期に渡り、法輪功を迫害してきたリーダー的な存在である。各種の拷問手段――吊るし上げ、手錠で身体を固定する、ベッドに縛る、殴打、暴力など、彼女は様々な虐待手段を使う。張秀栄はかつて幅広の布テープのようなもので法輪功修煉者・宋愛連さんを縛り、縛りながら笑い声を上げ、人の苦しみを楽しんでいた。「面白い、面白い!」と叫びながら、宋さんを縛って苦しめた。

 施海雁は昨年11月末、正式に警察官になった。施海雁は法輪功修煉者に対して非常に残虐である。法輪功修煉者への迫害に積極的に参加し、強制的に口や鼻から食物を胃に注入(灌食と呼ばれる拷問)したり、また大量の水を注入してトイレに行かせないという手段で修煉者を苦しめる。法輪功修煉者・王坦さんに対し、施は20時間トイレを禁止した。トイレに行かせず、水を口から胃に注入し続けた。王坦さんが隙を見てトイレの方向に走ると、施海雁は追いつき服を引っ張り「トイレに行くな! 小便をするな!」と言いながら、王坦さんを牢屋に戻した。

 馬三家労働教養所は面会に来る家族に「法輪功学習者達は家族に会いたくないと言っている」と嘘を言って家族を騙している。さらに当局は家族や親戚達に「法輪功を修煉したら家族も要らない、老人の面倒も見たくない、子供の面倒も見たくなくなる」と全くの嘘の話を言い、法輪功をよく知らない人を騙している。家族と修煉者の間の信頼関係を壊すのが目的だ。家族は冷静にならないと騙されてしまう。法輪功の創始者はその弟子に対して、「どこでも良い人であり、誰にでも優しくなりなさい」と常々求めている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/3/7/270719.html)
 
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