あなたは修煉者ですか? ◎師父評注
■ 印刷版
 

 師父は『轉法輪』の中で弟子に着実に修め、法を多く勉強し、人間の各種の執着心を取り除くことを教えましたが、一部の人は長期にわたり、どうしても人心で事を行い、人心で物事を図り、どのように修めるかを知らず、真剣に法を学ばず、着実に修煉することによって自分の人心を変えようとしないのです。いつもあれこれと崇めたり、執着したりして、自分自身とその他の大法弟子に深刻な妨害と損失をもたらしました。例えば、一部の学習者はずっと術に執着し、弁舌やこの世の知識と技能、予言、そしてこの世での損得などなどに執着しているため、いつも「木を見て森を見ず」の状態に陥っています。普段は法を堅く信じているように見えますが、問題に遭うと師父の法を忘れてしまい、自分自身が放棄できない人間のものをすべてを図る基準としてしまいます。師父の法でさえ自身の観念に合わなければ認めようとしません。邪悪のどんな仕掛けも引っかかってしまい、中共の立場に立ってしまったにもかかわらず、自分が修煉しており、誰よりも上手に修煉し、悟りが良いと言っています。しかし、こういう人はまさに中共邪党に地獄に引きずり下ろされやすい人です。旧勢力に按排され、大法弟子の内部に入り、法を勉強したのち中共悪党の陣営に入り積極的に学習者を転向させる人は、学習者が長い間に放棄しない執着につけ込むことによって、人心を惑わし、旧勢力が不合格だと思う学習者を台無しにすることを目的としています。

 1999年に中国共産党による法輪功への迫害が始まって以来、明慧ネットは法輪功の最も重要なウェブサイトとして、長らく中共に重点的に攻撃と誹謗中傷されてきました。邪党の洗脳班労働教養所、宣伝機関、国家安全部門はいずれも明慧ネットを目の敵と目しています。1999年7月以降しばらくの間、大法弟子に自らの道を歩ませ、自分で悟らせるため、師父は公に直接、弟子を指導してはいけなかったのです。大法弟子に信頼できるウェブサイトを与えるため、師父は2000年1月19日に明慧ネットで「山で世を静観する」写真を公開されました。2000年5月22日に明慧ネットで7月22日以降初めての新経文「心自明」を発表されました。そして、同年6月15日、明慧編集部を通じて、迫害が全面的に勃発して以来の2篇目の経文がまもなく発表されるとの知らせを出されました。[1]

 明慧ネットが設立して13年来、多くの大法弟子、特に中国大陸で着実に法を正す修煉の道を歩んでいる多くの新しい弟子、古い弟子は皆、明慧ネットの重要性を認識しており、明慧ネットと大道無形でありながら、緊密に連携を取っているという関係と集団の修煉環境を形成しました。一方、それらの邪に悟り、邪悪に転向し、恐れる心が取り除かれず長期に表に出られず、自我が強すぎて自らの心から魔が生じた人、あるいはその他の各種の理由で長らく遅れを取っている人はいつも、師父が説法の中で明慧ネットを再三に認めているという事実を直視しようとせず、これが師父の大陸の迫害の環境にいる大法弟子への慈悲だとは分かっていないのです。このような人は身の自由を失っていなくても、心は常に危険にあり、乗り越えてきていません。

 そのため、邪悪はいわゆる「先知」を登場させ、物珍しいものをネットで探している学習者を相手に、人を害することを行っていました。さらに、それに引っかかった学習者を通して、多くの大陸の学習者の中で広めていました。邪悪はそのいわゆる「先知」の名義で、以前から大法弟子が残した孤児を助けることを口実に大陸の学習者に金銭を要求していました。また、学習者の予言に対する執着を利用して予言を話題にしていました。最近になって、修煉の法理をはっきりと認識できない学習者、または明慧ネットの記事が自分の観念と合わないため、長期的に明慧ネットに不満を持っている学習者を煽り、明慧ネットを攻撃しています。

 明慧編集部2000年6月15日に発表した「近日中、7月22日以来2篇目の本当の新経文が発表される」との記事で、編集部は師父の要求に従い、次の内容を大法弟子に伝えました。「明慧ネットに間違いがないというわけではありませんが、重大な出来事に関して必ず明慧ネットの態度を見るべきです。私が明慧ネットで写真と心自明を発表したのは皆さんに信頼できるウェブサイトを与えるためだと師父はおっしゃいました」、「師父は一、両日中に新経文を発表することをお知らせします」そして、6月16日に、中共スパイが作った偽経文がはびこっている最中、師父は明慧ネットで「円満成就に向かって」という7月22日以来の2篇目の本当の新経文を発表されました。その後の十数年も、師父の新経文はずっと明慧ネットで発表されています。これについて、一部の海外の学習者は師父と法の角度から問題を見ることができず、理解することができません。2009年の明慧ネット設立十周年の修煉交流会で、「圓明ネットは師父の経文を掲載してもいいのでしょうか? それとも明慧ネットだけ掲載することができるのでしょうか?」という学習者の質問に対し、師父は「私は明慧ネットだけに掲載してもらうことにしています。大法弟子が開設した内部のウェブサイトは転載していいのです。このようにすれば偽物によるかく乱を防ぐことができます」と答えられました。[2]

 邪悪に利用されたあのいわゆる「先知」が今出てきて、編集部の「重大な出来事に関して必ず明慧ネットの態度を見るべき」という師父の指示を書いた記事を利用して、自分に都合の良い部分だけを取り出し、明慧網を攻撃しています。この中共の身代わりを探すために明慧ネットを攻撃する行動は新しい手口ではありません。610弁公室や労働教養所、洗脳班の黒巣でやっていた、人を転向させるための手段の再利用に過ぎません。なぜ、自分が日頃よく法を勉強していると思い込んでいる一部の学習者もそれについて行ってしまったのでしょうか? あなたは本当に師父が説いた法を心まで学んだのでしょうか? どのように修煉するのかを本当に学んだのでしょうか? それとも経書を熟読することを常人の理論学習と見なし、何かに遭うと、真に法に照らし合わせ、着実に自らの心を修め、観念と執着を取り除くことが全くできていないのではないでしょうか?
 

                        明慧編集部
                     二〇一二年十二月十八日

 注:

 [1] 明慧編集部2000年6月15日「近日中、7月22日以来の2篇目の本当の新経文が発表される」

 [2] 李洪志師父の2009年「明慧ネット十周年法会での説法」


 修煉はほかでもなく人心を取り除くことであり、同時に人心を固守し、かき乱す人を淘汰しているのです。学習者の中で正しくない妨害が現れるとき、実はいずれも人心を取り除いており、同時にできる人とできない人を見分けています。様々な形で現れてきますが、表面だけを見れば、漏れのある学習者、人心と執着のある学習者を惑わすことができます。一つだけ教えますが、明慧ネットに様々な手段で攻撃しているのは邪悪だけでなく、学習者の人心が取り除かれていなければ良くない作用が働きます。あなたができるかどうかに関して、修煉がまだ終わっていないので、すべてが機会であり、未知数でもあります。

                       李洪志
                   二〇一二年十二月十九日

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/12/19/266732.html)
 
関連文章