顕示心を取り除かなければ危険が深い ◎師父評注
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 【明慧日本2013年3月12日】

 明慧編集部の皆さん、こんにちは。

 今日、『何を実証するのか? ◎師父評註』を読み、非常に驚きました。私も自分の知っていることを書き出して皆さんの参考になれればと思います。

 私は2011年に海外で修煉を始めた新しい弟子ですが、2012年8月に一度中国に帰国し、10年以上修煉している同修と会いました。その同修が私の修煉の状況を聞いてきたので、彼と少し交流しました。そこで彼は2冊の非常に分厚い本を取り出して私に学ばせようとしました。その本のタイトルは『人間性至上』(確かにこのタイトルだったと思います)となっており、二人で一緒に目次を一通り見ました。目次には、1.誰が師父か? 2.師父と旧勢力の関係、などのようなものが多く、詳しい内容は覚えていませんが、突飛な内容ばかりでした。この同修は今まで学んでいても自分は未だに内容を完全に理解していないと話しました。

 彼がこの本を学んでいるのを聞いて、私は非常に驚きました。ちょうどそのとき明慧ネットから『大法を盗み、破壊する一切の行為を根絶しよう』の文章が発表されたばかりでしたので、明慧ネットから新しい通知が出されたのを見たかとこの同修に聞きました。それを聞くと彼は、あなたは修煉して間もないから知らないことが多すぎる、明慧ネットと佛学会はいずれも旧勢力に属しているのだ、と言いました。それを聞いて私はさらに驚かされました。「では、私が海外にいる時、なぜ誰からもこれらのことを知らされなかったのでしょうか?」と彼に聞くと、「これらのことはいずれも自分で悟らなければならないのだ」と彼は応えました。さらに私が「では、なぜ師父は私たちに重大な問題は必ず明慧ネットを見るようにとおっしゃり、なぜ佛学会を発足させたのでしょうか?」と聞くと、彼は「これらの関係は非常に複雑で、あなたは新しすぎてまだ修煉に入っていないのだ」と言いました。そのとき私は心の中で、本当に自分が修煉して間もないから、古い弟子が自分に教えてくれなかったのでしょうか、と疑問に感じました。

 その後、この同修は私にあるウェブサイトのアドレスを教え、必ず見るようにと再三に念を押しました。私は、海外に戻ると直ちにこの同修から教わったサイトを開きました。「明理ネット」となっていました。開くとあまりの驚愕のため直ちにサイトを閉じました。なぜなら開くと直ちに「明慧に輪を回す」「法輪大法人学会」及びこの人学会が海外の議員との写真を載せていたからです。これは邪悪なサイトに間違いないと私は確信しました! 直ちにこの同修の家族(彼女は海外にいるので)に連絡し、このことを知っているかと尋ねました。彼女もこのことを知っているのですが、もう半年もの間この同修と交流しているが、この同修は自分には自分の悟り方があると言って変わろうとしなかったようです。

 中国大陸にいるこの同修もきっと、他の人から教えられたのだと思いますが、この邪悪なサイトと本がどれほど広がっているのか分かりません。この『人間性至上』の本は確かニュージーランドで出版されたと思います。

 この件の危険性を認識できませんでしたが、今日、『何を実証するのか』の文章を読んでから、法を正すことが最後まで来ており、人間のメンツに阻まれてこの事実を広く知らせなければ、本当に同修に対して無責任だと感じました。

 この場を借りて、本当に明慧ネットの同修たちの無私なる貢献に感謝の意を伝えたいです。

海外の新しい学習者    
  
 2013年3月       


師父評注

 乱れの中に秩序があります。このような人はいずれも顕示心によって法から背離するようになったのです。学習者の中で、自分は優れていて、多く知っており、自分の悟りが高いことを顕示する人がどうしてもいますが、これらの人は遅かれ早かれ問題になります。これらの邪悪のサイトはまさにこれらの人を罠に掛けようとしているのです。修煉はすなわち人心を取り除くことであり、着実に修めないと邪に悟るのです。神々からすれば、これらの人は理性がはっきりせず、支離滅裂でかわいそうで可笑しいのです。着実に修めずに自分を騙しています。修は己にありて、功は師にあります。砂はふるいにかけて落とされるのです。

 李洪志          
2013年3月6日        

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/3/7/270731.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/3/8/138412.html)