文/中国の大法弟子
【明慧日本2013年10月3 日】この理はある同修が悟った後、明慧ネットで同修の皆さんと交流するために、私に書かせたものです。目的は皆さんの素晴らしい意見を引き出したいと思ったからです。これは私が自分で悟ったものではないため、私は同修と交流した内容に対する理解に基づいて、自分の言葉でその理を詳しく述べさせていただきます、妥当でないところがあれば、慈悲なるご叱正をお願いします。
私達が突然やってくる出来事に遭った時、まず頭に浮かんで来るのは人の念でしょうか、それとも神の念でしょうか。それを判断するには、自分の観念が自分の道を妨げているかどうかを見るべきだと思います。実は、多くの事はわれわれの想像と違って、われわれが神の念で行動さえすれば、奇跡は起こります。長年修煉をして、師尊はわれわれに十分な神通力と法力を与えてくださっており、今、われわれが神の念で人を動かす時期が来たのではないかと思います。事が起きたら、どうすればよいでしょうか。もし、われわれが主導権を握ることができれば、流されず思い通りに事を運ぶことができるはずです。われわれは悪を抑制し、善を呼び覚ますべきです。
同修は次のような話をしました。ある同修が地方に出張したとき、不法に強制連行されました。弁護士が直ちにこの案件に介入した後、同修は彼の出身地の国保大隊に連れられて、地元に帰って来ました。しかし、その国保大隊はどうしても人を拘禁していることを認めようとしません。弁護士は経験から、同修はおそらく洗脳班に拘禁されているため、彼らは認めることを恐れていると判断しました。同修達は次の日に洗脳班から人を取り戻そうと相談しました。その時、一部の同修の頭から「人」の観念が出ました。「彼らが、どうしても認めなければ、私達はどう取り戻したらいいでしょうか。『騙して』でも行きますか? それとも、弁護士を通じて『正規』のルートで救出するのですか」と同修は言いました。翌日、同修は知恵を絞って、洗脳班のまわりをぐるぐる廻りながら、その同修の名前を叫びました。その結果、なんと本当に連行された同修から「返事」を引き出し、同修を見つけました。いかなる事もすべて師尊が按排をしてくださっています。私達にやりたいと言う願いさえあれば、師尊は私達を手伝ってくださり、邪悪は妨害することができないのです。
地元のある同修は不法に家財を差し押さえられ、連行されました。その時、その同修の家からたくさんの大法のものが持ち出されました。地元警察は重大事件として扱おうと、材料を揃えて中級裁判所に届けました。その時、彼の同修である妻は「夫は最も正しいことを行っており、彼は無罪です。人間が神を裁くことはありえません」との一念を発しました。その結果、証拠不十分で、二度も中級裁判所に却下されました。
ある時、二人の同修が警察に不法に強制連行されました。同修は、当番の警官の悪を抑え、善の一面を引き出すように発正念をしました。真相を伝える時、私達は何度も彼に「あなたは心の優しい人です。あなたは悪事をするはずがありません」と言いました。しばらくしたら、この警官は二人の同修を解放しました。帰る時に、同修に「気をつけなさい!」とまで言ってくれました。
あるところでは、最初、環境が相当悪く、協調人が来れば逮捕され、来れば逮捕され、その繰り返しでした。結局、誰も協調の仕事をしなくなりました。一部の同修は「何かが起きた場合、物事の行方はわれわれが導いて行くべきだ、われわれの思う通りに動かすべきだ」と悟りました。また、「もし誰も出なければ、邪悪の思うツボにはまるのではないか、われわれは邪悪の思考回路に従って行動してはいけない。われわれは公安局の局長に出向いて、真相を伝えなければならない」と考えました。しかし、誰が行くのでしょうか? この時、一人の70代の年配の同修が「私が行きます」と言いました。
公安局で局長に会って、来意を説明したとたん、公安局長はその年配の同修を一発殴りました。同修の前歯が二本折れ、血が流れました。この時、公安局長も自分の行動にびっくりして、呆然として、年配の同修を見ていました。同修はゆっくり立ち上がって、口元の血を拭き、折れた二本の歯を吐き出し、慈悲な顔で公安局長を眺めながら、「私はあなたを怨みません。私はあなたを救いにきたのです。あなたは自分がどれだけ間違いを犯しているか知らないのです。私があなたを救わなければ、あなたはもう救いようがありません。あなたは地獄に落ちるのです。あなたの妻、息子や娘、両親や兄弟も全部あなたに引きずられて、災難に遭うのです」と言いました。この時、公安局長はやっと我に返って、急いで部下に椅子を出させて、年配の同修に座らせ、ゆっくり話をしてもらいました。公安局長はこの同修の慈悲に動かされ、根気よく最後まで真相を聞きました。その後、三退に同意し、さらに家族にも三退を勧めることを約束しました。
それから、そこの環境はますます良くなりました。上から人が調査に来ても、公安局長は彼らを何とかごまかしてやりすごします。最初の頃、警察に通報があったとき、警察は出動しますが、大法弟子を離れた通りに連れ出したら、すぐ解放してくれました。同修は警官に、さらに真相を伝えました。「あなた達が出動すれば、通報する人の悪を助長し、彼らに業を作らせてしまうのです。あなた達は出動すべきではありません」と話してあげました。それから、また街頭で『中国共産党についての九つの論評』、神韻のDVDを配っているとの通報があれば、電話を受けた警官は「あなたが見たらどうですか・・・」と答え、通報者が「彼らは『法輪大法は素晴らしい』、『真・善・忍は素晴らしい』と言っています」と言うと、電話を受けた警官は「では、あなたも言えばどうですか・・・」と答えるそうです。このように地元の同修は慈悲と正念をもって、極めて悪い環境を正し、多くの命を救いました。
私は携帯電話で毎日1万数本のMMS真相メッセージを送信していますが、プリペイドカードにチャージをする必要はありません。私の頭の中にいかなる観念もないため、この状況をかなり長く続けることができました。しかし、ある同修が私にカード残金を調べたら、と促したとき、私は人間の念が動き、問い合わせてみました。その結果、私のカードは止められました。「私達は神の事をしており、別の空間を通過しているので、人間がどうして私達を止める事ができますか? 止められたのは、私が人間の念を発したからだ」と私は悟りました。今、私は毎日今まで通り1万通以上のMMS真相メッセージを発信しており、カードにチャージすることもなく、家族もメールを受け取ることが出来ます。私は「法が人間を正す日が来るまで私は手元のこのカードで発信を続けます。私達がやっているのは全宇宙で最も正しいことです。誰も止めることは出来ないはずです」と一念を発しました。
また、今、一部の同修の頭の中には、携帯電話を警察の追跡装置、盗聴機のように考え、時限爆弾のように見なしていますが、私は間違っていると思います。携帯電話は真相を伝える中で代わることのできない役割を果たしています。大法弟子の携帯電話は法器であり使っている過程で多くの奇跡が現れています。もちろん携帯電話を使う時に、必ず理性を持ち、人間の雑念を捨てて、神の念を持たなければなりません。