山東省の臧建新さん 1年以上拘禁の上に懲役2年
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 【明慧日本2018年8月10日】山東省諸城市の法輪功学習者・臧建新さん(47歳女性)は2018年7月20日に、不当な法廷審問を受け、懲役2年の実刑判決を宣告された。法廷審問はわずか30分足らずで早々に終了し、遠方から駆けつけた母親は、法廷での傍聴を許されなかった。

 臧さんは人民銀行の職員で、諸城市密州路の中国銀行の社員住宅に住んでいた。

 2017年5月22日の正午12時、中国銀行と濰坊市諸城の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官ら合わせて6人は、何一つ証明書も提示せず、不当に臧さんの家に押し入った。当時、臧さんは1人で家にいた。

 しばらくしてから、臧さんの母親が家に帰ると、家には男性4人、女性2人の見知らぬ人がいるのを見て、「あなた達はここで何をしているのですか」と聞くと、その中の1人が「我々は公安局の者だ。濰坊市から来た警官だ」と言った(数日前、彼らは臧さん親子を妨害したことがある)。そこで、母親は1人の警官に法輪功迫害の真相を話したが聞こうともせず、他の警官も何一つ法的手続きの令状を提示せず、不当に家宅捜索をし、法輪大法の書籍と携帯電話2台を押収した。

 警官らは臧さんがウィーチャット(WeChat)で法輪大法の真相を伝えたことを理由に、臧さんを濰坊市留置場に連行し、拘禁した。臧さんが拘禁されてからの1年2カ月の間、80歳近くの母親を世話する人がいなくなった。母親は娘の帰りを首を長くして待っているという。

 2018年7月20日、臧さんが濰坊市坊子区裁判所で法廷審問を受けた時、母親は諸城から濰坊まで駆けつけ、身内として傍聴したいと希望した。娘がどのような様子かを気にかけ、心配でならず、娘を一目見たいと思ったが、法廷に入ることは許されなかった。

 臧さんは不当にも懲役2年の実刑判決を宣告された。法廷での審問はわずか30分足らずで早々に終了した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/28/371738.html)
 
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