北京通州裁判所で傍聴者20人が不当に連行
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 【明慧日本2016年12月8日】11月30日午前10時、法輪功学習者・慶秀英さん、李業亮さん、夏紅さんたちの案件が、北京通州裁判所で開廷され審理された。それを傍聴に行った約20人の法輪功学習者が連行され、現在、通州留置場で拘禁されている。

 慶さん、李さん、夏さんは「真・善・忍」に従ってより良い人を目指している学習者である。今年1月26日、3人は他の15人の学習者と共に通州区国保の警官に連行され、15人は次々と帰宅したが、慶さん、李さん、夏さんはずっと拘禁されたままで、この11月30日に、開廷され、案件を審理された。

 傍聴に行って法廷に入ることができた家族は、夏さんの父親と子供(弟かもしれない)の2人だけしか許されず、他は誰もいなかった。

 中国共産党の裁判所は、常日頃から「開廷は公開する」と宣告しているため、学習者と一般市民はそれを信じて傍聴に行った。しかし、傍聴に行った約20人の学習者と14人の一般市民は、一斉に不法に連行され、通州留置場に送られて、拘禁された。

 慶秀英さんや鮑守志さん、夏紅さんたち3人の学習者が不法に連行された経緯(いきさつ)

 北京通州区に在住の学習者・慶さんと鮑さんは、今年1月21日午後6時ごろ、ほぼ同時に警官が不当に家に侵入し、他の学習者と併せて計18人が通州区張家湾派出所まで連行された。慶さん、李さん、夏さんたち3人は、誹謗中傷されて今だにずっと拘禁されている。

 慶さんは連行された当日、現金6万元も押収され、車も取り押さえられ、息子は罰金を支払わされ、夫の給料までも奪われた。夫は修煉していないにも関わらず30日間拘禁された。当日、慶さんと一緒にいた他の学習者もお金や私物の財産の一部を奪われた。

 夏さんは河北滄州市の女性学習者で、今年1月21日、北京通州区で不当に連行された。夏さんの地元の600人が署名して夏さんを釈放するようにと呼びかけた。

 李さんは北京通州区に在住している。警官は通州土橋上の江沢民告訴の看板に李さんの指紋が残っているという口実で、李さんを連行したが、李さんの話によると、それは彼の指紋ではないため、警官のでっち上げを認めなかった。

 学習者・慶秀英さん、李業亮さん、夏紅さんたちは3人とも、弁護士を雇った。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/3/338457.html )
 
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