【明慧日本2016年11月26日】黒竜江省チチハル市依安県の法輪功学習者・李艶芳さん(59)は、法輪功を学んでいるとの理由で、十数回にわたって嫌がらせを受け、脅迫されたり、ゆすられたり、また、3回も不当に拘禁されたことがある。李さんは30代の時、心臓病、椎间板ヘルニア、骨増殖症などの病気を患った。1999年7月から法輪功を学び始め、すべての病気が完治し、薬を飲む必要がなくなり、心も広くなったという。
しかし、江沢民をはじめ、中国共産党による法輪功への迫害が始まって以降、県公安局、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、派出所、居民委員会(共産党の最下部組織)の関係者は十数回にわたって、李さんに嫌がらせをし、脅迫した。さらに、合計3万元以上のお金をゆすり取られたという。
2000年10月18日、県第三派出所の警官4、5人は李さんの自宅に押し入り、李さんの身柄を拘束した。その後、李さんは県拘置所に移送され、15日間拘禁された。その期間、県第三派出所の警官らは李さんの家を家宅捜索し、家中のものをめちゃめちゃにかき回した。李さんは解放されてからも、拘禁期間のいわゆる食事代300元を強いられ、嫌がらせを受け、サイン、拇印などを強要された。
2013年5月11日、県公安局国保大隊の十数人は李さんの家に侵入し、李さんを連行したうえ、パソコン、USBメモリー二つ、ホッチキス、法輪功の関連書籍2冊、法輪功創始者の写真およびDVDなどを押収した。さらに、隣人の倉庫まで捜査しようとした。翌日、当派出所は李さんをチチハル市第二留置場に送り込み、21日間拘禁した。李さんの夫は妻を助けようとし、あっちこっちへ人を頼んだが、結局3万元あまり騙し取られた。
今年3月23日、李さんは他の学習者の家を訪ねた時、県国保大隊の警官2人に嫌がらせを受けた。李さんは第三派出所に連れて行かれ、江沢民告訴の件で自白を強いられた。李さんは10日間拘禁される予定だったが、女子の拘禁場所がないため、8日後、釈放された。