中国・甘粛省の魏興柱さんは再び不当に連行される
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 【明慧日本2016年9月7日】中国・甘粛省白銀市の法輪功学習者・魏興柱さん(53歳男性)は、法輪功迫害の首謀者である江沢民を告訴したとの理由で、最近、再び身柄を拘束された。

 魏さんは2004年8月9日に不当に連行され、懲役8年の不当判決を言い渡された。蘭州刑務所で迫害をされていた期間、ひどい胃の幽門狭窄症(ゆうもんきょうさくしょう) が現れ、長く入院していた。血を吐き続けるため、手術を受ける必要があると診断されたが、諸因で施術できなかった。魏さんは2012年8月8日に家に帰されたが、長年迫害を受けた結果、痩せこけて前歯は全部、下の前歯は半分が抜けてしまい、血を吐き続けた。魏さんは煉功に励み、体力が回復し、顔色もよくなった。

 今年7月8日、魏さんの息子は電話で父と連絡がとれず、心配で祖母の陶玉珍さんに連絡した。陶さんは息子宅に行ったが、誰もいなかったので、初めて魏さんが連行されたとわかった。

 数日後、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の関係者が魏さんの娘と連絡をとり、サインに来るようにと知らせた。それで、家族は初めて魏さんが13日前、市公安局白銀支局の国保大隊に不当に連行されたことを知った。魏さんの逮捕状はすでに発行され、案件も裁判所に提出されたという。

 8月の始め、陶さんは検察院へ状況を訪ねに行ったが、案件はすでに市支局国保大隊に戻したと言われた。5日、陶さんは市公安局を訪ねたが、関係者に「案件を終わらせないぞ! 早く帰らないと、お前も入れてやる」と言いふらされた。

 陶さんは8月3日に弁護士を雇った。弁護士は魏さんと面会できたが、当時の魏さんは極めて衰弱しており、食べ物を口の中に入れるとすぐ吐き出し、頭痛や目まいの症状があると言った。

 弁護士は法律に基づき、市支局国保大隊を告訴し、告訴状は市裁判所に提出したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/9/3/333926.html )
 
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