【明慧日本2016年8月24日】中国・天津市寧河県の法輪功学習者・楊福静さん(57歳女性)は、懲役3年6カ月の不当な判決を宣告され、今年7月6日に天津女子刑務所に拘禁されている。
その前、刑務所は楊さんの家族に電話をかけ、楊さんが病気になったので、5千元を持って来てほしいと告げた。家族は痩せこけ、やつれて元気がない楊さんを見て心苦しかったという。情報筋によると、楊さんは刑務所に入れられた後、血糖値が360mg/dlに上り、糖尿病の症状が現れ、さらに丹毒症を患った。家族は一時出所を要求したが、警官はこれくらいの病気では出所できないと言い、家族に5千元の医療費を強要した。
楊さんは昨年8月26日の夜に、農村で法輪功の資料を配った時、警官に身柄を拘束され、区留置場で5カ月間拘禁された。今年1月26日、寧河区裁判所で裁判が行われ、北京の弁護士は楊さんのために弁護をし、無罪のため解放するように要求した。
しかし、4月7日、裁判所は楊さんに懲役3年6カ月の不当な判決を言い渡した。罪名は「法律の実施を破壊した」である。
楊さんは上訴したが、天津市第二中級裁判所は開廷せず、家族や弁護士に知らせず、上訴を却下し、原審を維持すると宣告した。
楊さんは2012年8月から法輪功を学び始め、以前の高血圧症、便秘、ショック症などの病気が完治した。
さらに、法輪功の教え「真・善・忍」に従い、他人のことを優先に考え、心身とも恩恵を受けた。楊さんはよく法輪功のおかげで生まれ変わたと言っていた。
2014年10月26日、楊さんは法輪功の無実を伝えた時、中国共産党による法輪功の誹謗中傷の宣伝を信じている人に通報され、不当に拘禁された。その後、よく警官に嫌がらせを受けたため、放浪生活を余儀なくされた。