文/中国・山西省の大法弟子 梅梅
【明慧日本2016年3月15日】同修のAさんが2014年7月、不当に連行され、5カ月拘禁された後、3年の判決を言い渡されました。この判決にAさんの家族は納得できず、上訴し、同時に司法関係者らの違法行為を訴えようとしました。
そこで、私たちはAさんの家族に協力し、弁護人による弁護を申請し、また裁判の記録を閲覧する権利を申請するため、100キロ離れた中級裁判所へ行くことにしました。そのため、私たちは毎日集団学法し、修煉状態を整え、そして、相談した結果、当日10人が車2台に分乗して裁判所へ行き、残りの人は家で発正念をして支援します。しかし、車1台は用意できましたが、もう1台足りませんでした。
そのため私はとても悩みました。私の家にも車はありますが、ふだん法を実証するために使用する時、いつも夫を避け、夫が出勤して留守の時でした。しかし、裁判所へ行く当日は朝6時出発なので、夫に知られてしまいます。法輪功に対する弾圧が始まってから、私は何回も迫害されたことがあり、夫はびくびくするようになり、三つのことをすることに反対していました。その上、家の車を使うとはとても言えません。どうしましょう? その時、自分の修煉がよくできていないために、肝心な時になると、すぐに後ろから足を引っ張っていると、自分を責め始めました。
その時、同修が「よければ私が車を借りてきます」と言うので、私は「車を持っているのに、使えないなんて」と思い、なおさら気持ちが辛くなりました。私は正念を固め、同修たちに「こうしましょう。万が一に備え、一応車を借り、一方、私は今晩、夫にはっきり話します。みんな手伝って、夫の背後の邪悪の妨害を取り除くよう、正念を発してください」と言うと、同修たちはみな「そうしましょう」と言いました。私は家に帰る道すがら、心の中で師父に「夫が大法を支持してくれますように」とお願いしました。
家に帰ってから、私はずっと正念を発しました。夜9時ころ、夫がお酒を飲んで帰って来ました。そして、私に「数日後、妹の子供を連れて、北京の病院へ行く」と言いました。私は「それなら、お金も持って行って、家の車で行ってくださいね」と言うと、夫は車もお金も必要がなく、ただ付き添って行き、相談に乗るだけだと言いました。
しばらく経って、私は「実は私も相談したいことがあるの。明日、Aさんの家族が中級裁判所へ申請書を届けに行くので、私も一緒に行きたいの」と言うと、夫は「Aさんの家族はどうしたの?」と聞いたので、「舅と姑は年を取っており、兄弟たちも地元にいないので」と答えると、「それなら行ってあげて、手伝ってあげるべきだ。車を使うなら、家の車を使っていいよ。しかし、あなたはまだ仮免だから、高速道路を利用できない。Bさん(同修)は行くのか? 彼女を呼んで行けば、彼女は何年も運転しているから、助手席に乗ってもらえば、あなたが運転しても大丈夫だ。高速料金が必要だから、お金を多めに持って行って、その費用はうちが払えばいい。それに、ガソリンが足りないかもしれないから、入れるのを忘れないで。Bさんに電話して、行けるかどうか確かめて」と言いました。
それを聞いて、私は驚いて呆然としてしまいました。夫は急に変わっただけでなく、その上、いろいろと配慮してくれたのです! これまで、私の心が夫の変化を阻んでいたのだと分かりました。翌朝6時過ぎ、同修たちが集まって来て、みんな夫の変化に感動し、師父の慈悲なる加持に感謝しました。そして同時に、私が正念で突破したことをみな喜んでくれました。
今、私の環境はますます良くなっています。夫も変わり続けており、大法に対して新たな認識を持つようになりました。そして、私の法を実証することもとても順調です。このすべては師父のご加護があるからこそ、できることです。師父の慈悲なる済度に感謝します。同修の皆さんのご協力に感謝します。
合掌