「あなたはめったに怒らない人でしょう?」
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文/中国東北の大法弟子 惜境

 【明慧日本2015年9月7日】私は会社員で、18年間法輪大法を修煉してきました。大法弟子として、「真・善・忍」に同化することを念頭に置きながら、仕事や日常生活の中で常に穏やかな心を保ち、困難な状況のときも、良い状況のときも、常に笑顔で対応して来ました。

 ある日、官庁の審査部門の方が来社されたとき、私が対応に当たりました。来られた検査官の女性をオフィスに案内し、必要書類を渡して簡単な挨拶を済ませ、彼女の仕事の邪魔にならないよう自分の仕事をやり始めました。

 暫くしてから、検査員の彼女は突然「あなたはめったに怒らない人でしょう?」と聞いてきました。「なぜそう思われますか?」と私は微笑んで聞き返しました。「先程のあなたの話し方や表情から感じました」と彼女は答えました。「実は、以前の私は特に気性がよくなくて、母は姉妹の中で私のことを一番心配していました。でも法輪大法が私を変えました」と説明しました。

 「法輪功?」、「そうです」、「国は学んではいけないと言っていますよ」、「学んではいけないと言っているのは国ではなく、中国共産党内部のある嫉妬深い人です。そのため、私たちは十数年余り迫害を強いられました。私たちを迫害してきた多くの人は嘘偽りに騙され、利用されてきました。彼らがもし本当の状況を知っていれば、私たちを迫害しなかったでしょう。なぜなら、誰も善良な人を迫害しないからです。誰にも善の一面があります」。そう言いながら、私は携帯していた『轉法輪』を彼女に渡しました。彼女は暫く見てから「確かに、テレビの宣伝と違い、この本には良くない話が一つもありませんね!」と言いました。

 その後、私は師父の説法を彼女に伝えました。「女性は皆自分の主人を強くて堂々としている男にしたいと思っていますが、あなたは実際いつも彼をいじめており、ご主人を厳しく管理し、彼が女性のようになってしまいました。これで一人前の男になれるのでしょうか?」、 「修煉者はどこにおいても良い人であり、相手のことを考えなければなりませんが、なぜ家でご主人のことを考え、思いやってあげることができないのでしょうか?」(『各地での説法六』『アジア太平洋地区学習者会議での説法』)

 また、大法から悟った法理に従って、夫への尊敬や子供への教育について話しました。「中国共産党が宣伝する『女性が天の半分を受け持つ』という屁理屈の影響で、女性は優しさを失い、男性は強さを失い、終いには家庭から円満や温かさが消えてしまいました」といいますと、彼女はずっと頷いていました。

 その後、彼女は「あなたはどんな化粧品を使っているのですか」と聞きました。私は笑顔で「一番シンプルなものを使っていますよ。法輪大法を修煉してから、血色が良くなりました」と答えました。仕事を終えた彼女を見送る時、彼女は「今日は大きな収穫がありました。これから私も夫にもっと優しくしましょう」と言いました。

 数日後、仕事のことで彼女に電話した時、電話に出るとすぐに「今の私は、会社であろうと、家であろうと、不愉快なことに遭った時、あなたの穏やかな顔を思い出せば、耐えられるようになりました」と言いました。私は「全てはあの本(『轉法輪』)のお陰です」と言いました。

 「わが社の社員は皆、あなたを称賛しています」

 2013年、仕事の関係で別の会社と交渉することになりました。話し合いの中で、私は焦ることなく終始一貫して相手の立場にたって相手が利益になることを考え続けました。数カ月間の交渉を経て、ようやく協力関係が結ばれました。

 最終の面談後の雑談の際、相手の会社の数人が口を揃えて「私たちの会社の社員は皆、あなたを称賛しています!」と言いました。私は「法輪大法が私を変えました」と答えました。

 私はその場で彼らに大法が迫害されている真相を伝えました。彼らは三退した後、それぞれの家族に電話しました。そしてそれぞれの家族も一緒に三退しました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/9/1/314959.html)
 
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