中国共産党、子供を人質にとり修煉者を連行する
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 【明慧日本2015年4月10日】中国共産党は不法に法輪功修煉者を連行し、その手段は誘拐犯より比べても勝るとも劣らない。修煉者の親や祖父を逮捕するために子供を脅しに使うという倫理に反する手段を使ったことで、いかに共産党が人間性を持たず道徳に欠けているという事が垣間見られる。2015年3月4日午後、重慶市江津区国保大隊610弁公室の人員は72歳の羅沢会さん宅に侵入し連行を試みたが、誰もいなかったため、翌日に国保の警察は息子の江広斌さんを連行し「母を渡してくれれば家に帰す」と脅した。

 羅沢会さんは以前は入院を拒否されていたが、1996年法輪功を学び、多くの持病が全快した。1999年7月以降、羅さんはたびたび迫害を受け、2008年江津区法廷に非法的な手段で8年の服役を言い渡された。また2009年4月27日には重慶女子監獄に送られ刑罰を受けたため三度にわたり気絶した。家族は釈放を要求したが拒否された。

 羅さんの夫である江錫清さんは法輪功を学んだため2008年に労働教養に行かされ、2009年1月28日(旧暦年明け3日目)に重慶西山塀労働教養所で迫害死し、まだ体温が残っている内に火葬された。このニュースは世界中の人々を驚かせ、監獄は国際的圧力を恐れ、2010年1月に羅さんを釈放し病院に行くことを許可した。

 その後、羅さんはずっと逃亡生活を続けており、国保は羅さんを捕まえるためにたびたび息子の江さんを連行した。最近では2015年2月13日、羅さんは重慶の三女の所に住んでいた。江津区徳感鎮の龍永利(国保の警官)、胡姓という姓の書記などは江さんを連行して70歳すぎの母親を逮捕しにやってきた。

 14歳の子供が手錠掛けられたまま一昼夜を過ごす

 仝瑞卿氏はもともと河北邯鄲市労働局の公務員だったが、1997年法輪功を学び、十数種類患っていた病はすべて完治し、国の為に数十万元の医療費を節約した。迫害にあってからも仝氏は法を学ぶ事を止めようとしなかったため、公安は彼を逮捕するために、彼の数人の孫を人質として捉えた。

 2008年3月8日午後、河北大名県公安局は5台のパトカーを出動させ、20数人が仝氏の家に強硬突破し、公安は自宅のパソコンやプリンターだけではなく、5万元以上の現金と6万元の預金通帳、毛皮のコート等、様々な貴重品を奪い去った。当時仝氏は家にいなかったため、公安は彼の息子の妻と孫娘の仝晓凯さん、仝小宁さん、孫の仝铁龙さんを無理やり連行した。

 更に劣悪なことに、公安はたった14歳の仝铁龙さんを手錠で一昼夜拘束し、3月9日午後、公安は息子の妻である白順峰と孫娘の仝小宁を大名県の万堤看守所に送り込み、孫娘の仝晓凯と孫の仝铁龙に祖父を探し出すように命じ家に帰した。また、孫娘の仝小宁を帰してほしければ、祖父を差しだすように言い放った。

 2001年7月10日、仝瑞卿は河南県で公安に拉致され、7年の冤罪を言い渡され、未だに河南新郑監獄に非法拘束されている。

 子供に父を差しだすよう脅迫

 2009年6月22日、河北省邯鄲市復興区郝村派出所の5、6人の警官が理由もなく西刑台村の法輪功修煉者、魏保全さんの住所に突入し家財を差し押さえ、法輪功関連の書籍や資料を持ちさった。魏さんは当時家にいなかったため、中学生だった息子を連行した。彼は恐怖のあまりに泣き出したが、警官らは父の仕事場を白状するまで彼を脅し続け、その結果、魏さんは逮捕されてしまった。子供は未だに毎日懺悔と恐怖の中に生きているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/3/10/306102.html)
 
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