文/四川省の大法弟子
【明慧日本2015年11月21日】私は1948年に四川省の農家に生まれました。両親は長年病にかかり、家はとても貧乏でした。私は3人姉妹の長女で、家計を助けるために12歳から学校をやめて農業をやり始めました。苦労のせいで小さいときからいろんな病気にかかり、20代のときのわたしは体重が35キロしかありませんでした。
結婚の年齢に近づくと、結婚相手を紹介されましたが毎回相手に断られました。理由は私が病人だからだと言われました。25歳のとき、うちより貧乏な人に出会いました。兄弟姉妹が6人いましたが、彼はあまり病気にかかったことがないそうです。結婚した後、彼の一家は私に冷たく接しました。
38歳のとき、私は胸腔の中に膨張感を感じ、医者に見てもらいましたが、原因はわかりませんでした。その後、身体が変形し太ってきて、ウエストのサイズが身長を超えました。背中が曲って、首の脊骨に塊が出来て、ますます大きくなりました。全身のあちこちに大小の塊が現れ、皮膚や筋肉が硬くなりました。目は失明に近くなり、頭痛、記憶喪失、全身の関節がずれてたいへんな痛みでした。
病院で私の病状を聞いた医者は笑って、0.5元の薬を処方して立ち去らせました。私は他の病院に行きました。その病院の医者は「全世界の医者でもこの病気は治せない」と言いました。私は医者になった小学校のクラスメートを訪ねました。彼は私の病状を聞くと、感電したように身震いをして、「この病は治療できない」と言いました。私は完全に失望しました。
私の全身はますます痛くなり、座れず、立つことしかできず、そして便、尿失禁になりました。歩くときは左足で歩きました。家では「痛い」と言えませんでした。泣くことも出来ず、気持ちも晴れませんでした。言えば一家のみんなが私を責めるからです。結局、私はどんなやり方で楽に死ねるか、川に飛び込むか、感電するか、ビルから飛び降りるかを考えました。
私は窮地に陥り、死ぬか生きるかの絶望の中で、1998年6月28日に、法輪功をやっているクラスメートがわたしに「法輪功は佛家の高い次元の修煉大法で、煉功者に真善忍に従って良い人になることを要求し、真に修煉すれば、病気の治療と健康作りに特に効果がいいですよ」と紹介してくれました。私はこの話を聞くと、詳しく知りたくて彼女の家を訪ねました。友人は法輪功を簡単に説明し「煉功だけでなく、法の勉強もしなければなりません」と話しました。私は本を貸してもらいたかったのですが、友人は貸すのをためらいました。私は「数時間だけ」と言って本を借りました。この本は『轉法輪』といい、1ページ目を開いて見えた一番目の言葉は「ほんとうに高い次元へ人を導く」でした。私はこの言葉に引き付けられました。また師父のおっしゃった「誰でも得道するというのは不可能なことで、修煉を続ける人でも、成就出来るかどうかの問題があり、どこまで修煉する決意があるかの問題があります。誰でも佛になることはありえません」(『轉法輪』「求めるということの問題」を拝読した後、私は修煉することを決意しました。
不思議なことに、本を拝読している間に私の身体に反応がありました。夜、クラスメートが本を受け取りに来ましたが、私は返しませんでした。友人はしかたなく、他のところから『轉法輪』を探してきてくれたので、私はようやく本を返しました。
その日の夜、私は『轉法輪』を200ページほど拝読しました。翌日の朝、全身に虫が走っているような感覚を感じました。起床すると、ふとんと枕の上に大変臭い血の塊がいっぱいありました。その後、くしゃみとおならをすると、肛門から出たのは卵の白みのようなものでした。中に塊や筋のようなものもありました。げっぷが出るとき吐き出したのは血の塊でした。
私は師父が私の業を消してくださっていると分かり、怖がりませんでした。
5日目に煉功場に行きました。嘔吐に備えて、胸に布を1枚かけ、座るとき、前に布を1枚置きました。一部の同修は私の様子を見て、近づくのを嫌がりました。私もなるべく同修から離れたところに座りました。
私は毎日『轉法輪』を拝読し、一回10数時間拝読しました。拝読しながら、げっぷが出ました。
わずか半月で、全世界の医者が治せない病が治りました。私を15年苦しめてきた稀有な難病は、お金がかからず、薬を飲まず、法輪功を煉ってからわずか半月で治って元気になりました。本当に不思議な事です。
その後、私は医者であるクラスメートに「私はいったい何の病だったのでしょうか」と聞くと、彼は「唇形の骨関節増殖、また脊髄炎を伴う病で、難病です」と答えました。
師父は「一人が煉功すれば、一家全員が受益する」[1]と説かれました。夫はとても喜び、私の修煉を支持しました。夫の甲状腺亢進や胃腸の病気などは私の修煉のおかげでみな治りました。
師父は私と家族をお救いくださいました。私はどのように慈悲で偉大な師父のご恩に感謝を表せばいいのか分かりませんが、家族と共に大法から受けた私の身体に現れた奇跡を生々世々に忘れません。法を正す時期の大法弟子になり、神になる道を歩む修煉者になったことをとても幸せに感じています。
註:
[1]李洪志師父の著作:『オーストラリア法会での説法』
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/11/1/153478.html)