色欲と思想業を取り除く
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 【明慧日本2015年11月10日】これまで、私は感情的な面では比較的冷静で、人並みはずれたことはなく、自分にあのような色欲の心はないと思っていました。

 しかし先日、あるテレビドラマを見て、私は主役の男優の美しさに心を奪われ、自分にも強い色欲の心があることにやっと気付きました。これは法理からみても取り除くべき執着心だと分かっていました。しかし、その男性の姿が発正念の時も座禅の時も、いつもしきりに脳裏に浮かんできて、取り除くことができませんでした。

 甚だしきにいたっては、車を運転して高速道路を走っていた時、私は彼との親しむ場面を妄想してしまいました。そしていつの間にか、眠っていたかのように意識が朦朧として、車を制御できなくなり、ガードレールにぶつけてしまいました。なんと危険なことでしょう! 幸い師父が守ってくださり、私は無傷で済みました。

 家に帰った後、なぜこの色欲の心を取り除くことができないのだろうかと考えましたが、答えは見つかりませんでした。法を勉強することにしました。師父の『米国西部法会での説法』を拝読していたところ、師父が「あなたは突然ある人のある動作または姿を好きになり、長い間あなたは執着してこれらのことを好みます。または、あなたはある人の態度、表れを好きになり、時間が長く経つと、観念が形成され、他でもなく相手のこの現れを気に入ってしまいます。徐々にこのものがますます強くなり、あなたの考えを司ってしまいます」と説かれていました。

 私は心の中で、師父にこれらの思想業を取り除いてくださるよう、お助けくださいとお願いしました。そして正念を発しました。それ以後、あの男優の顔は再び浮かんでくることはありません。それは師父が、私の正念が堅固になったのをご覧になり、その思想業を取り除いてくださったのだと分かりました。

 この経験を通して、私は修煉が厳粛であることと、師父の慈悲深いご加護をさらに認識することができました。これからは、師父の慈悲なる済度に背かないよう、三つのことをしっかり行っていこうと思います。

 適切でない所があれば、同修の皆さんの慈悲なるご指摘をお願いします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/25/修去色欲心和思想业-316869.html)
 
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