商売人「法輪大法から良知を守ることを学んだ」
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文/遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2015年3月8日】1996年、私は幸運にも法輪大法に出会いました。以前、私は頭痛、神経衰弱、不眠、胃病、動悸、咽喉炎、甲状腺腫などなどの持病を持っていました。特に甲状腺腫ですが、医者から早期に手術を行うことを勧められましたが、術後には声帯がうまく機能しなくなったり、上手く発音できず、或は発音できなくなる恐れもあると言われました。私は決断できず、偽の気功師も訪ねてみましたが、結局何の役にも立たず、私は落ち込み、消極的になって、生活していく自信を失いました。

 一、甲状腺腫が自然に治った

 1996年、私は親戚から『轉法輪』を頂きました。大法は私を明るくしてくれ、人間が生きる真の意義を分からせてくれました。それは修煉を通じて自分の思想境地を高め、返本帰真し、自分の真の家に戻ることでした。私は再び人生に希望を抱くようになりました。

 1997年の5月、学法煉功を始めて数カ月経ったある日、私は市場に野菜を買いに行きました。帰りに、私はのどに違和感を感じ、咳をして、膿や血を吐き出しました。『轉法輪』の中で、師父は「真の修煉者の為に身体を浄化してあげるのです」と仰ったので、私はこれが良い事だと思い、気にしませんでした。その後、私はずっと咳をし、膿や血が混じった痰を吐き出しました。およそ1カ月経ったある日の朝、私は鏡を見て、自分の喉にあった腫れ物がなくなったことに気づきました。手で触ってみると、皮膚が平らで、甲状腺腫が消えていました。薬を飲まず、手術を受けず、たった数カ月の煉功だけで甲状腺腫が治ったのです。

 甲状腺腫が消えただけでなく、私の全身にあった病気の全てが治療をせずに治りました。

 二、人間としての道徳と尊厳を守ることを学ぶ

 私が商売人として日々接しているのは社長や上司、或は一定の経済力や地位のある人たちです。この物欲横行の社会の中で、商売は戦場と同じです。人々は金銭や利益の為に奪い合ったり、騙しあったり、手段を問わず、更に、多くの人は道徳心を失い、借金を踏み倒したり、コネを使ったり、裏で取り引きをするなどして、これらの事は社会の常の状態になり、ある意味、一種の「流行り」だとも言えます。この現実に直面し、私は心が苦しく、仕方がないと感じ、心身ともに疲れていました。

 法輪大法を学んでから、私は人間として生きる目的が返本帰真であると分かりました。それは一種の超越であり、人間の先天的な優しい本性の蘇りです。生きる目的が分かってから、私は心の解放を味わい、名利を重く考えず、常に真・善・忍の基準を持って自分を律し、他人と争わず、人に優しく接し、金銭や色欲の前で心が動じず、心性の向上と道徳が回復しました。自分の行動によって周辺の人々も大法を正しく認識するようになりました。

 2004年10月のある日、瀋陽の某製造工場の2人の友人が業務連絡の為に訪ねてきました。この時代に、商売をうまく回していこうとすれば、相手に食事を奢ったり、贈り物をしたり、人間関係を築いていかなければなりません。その中には、低俗な手段も含まれています。例えば、性的サービスを提供することです。

 2人の友人が私を訪ねた目的は「性的サービス」を求めるためでした。ここの「お姉さん」は綺麗で、価格も安く、家族にも知られないと彼らは言いました。私は大法修煉者として、彼らの不当な要求に対し、自分の利益を優先したり、彼らを害してはいけないと思いました。

 その日の夜、私は家で食事を用意し、彼らに言いました。「今日はレストランに行かず、私はあなた達の為にここの郷土料理を用意しました。ご満足いただけると思います」。食事中、私は彼らに法輪大法とは何か、大法の素晴らしさ、大法が全世界で広く伝わっていることや、「真・善・忍」という宇宙の特性について伝え、江沢民はなぜ法輪功を恐れ、法輪功を迫害したのか、そして、江沢民グループや中国共産邪党が如何に悪質なデマを流し、全国民を騙し、国民を迫害に巻き込んだかなどについて話しました。

 彼らは私の話に賛同しましたが、「大法の良さは知っていますし、真・善・忍に間違いはありませんが、しかし、その要求が余りにも高く、そのようにはできません」と言いました。食事後、彼らはやはり私や私の夫に、性的サービスを提供する店に連れて行ってほしいと言いました。私は厳粛な口調で彼らに言いました。「この要求には、私はお応えできません。私は大法修煉者ですので、自分の良心に反して人を害してはいけません。師父も許してくださいません」。私は再び彼らを部屋に案内し、お茶を淹れ、彼らに何故そういうことをしてはいけないのか、欲求を気ままにすることによって体に与える害、徳を重んじないことがもたらす災難などを伝えました。私たちは夜中まで話し、最後に彼らはやっと認識を改め、「法輪功って本当に不思議です。私達に功法を教えて下さい」と言いました。

 私は彼らに第5式の功法を教え、彼らはその夜、私の家に泊まりました。

 翌朝、彼らはお互いを見て、笑いながら私にこう言いました。「法輪功って本当にすごいです。私たちは本来あんなことをしようとして来ましたが、あなたから法輪功の話を聞くうちに、その良くない念がいつの間にか消えてしまいました。今は体が軽く、心地よいです。座禅も学んだので、帰ってから私たちも法輪功を煉ってみます!」

 最後に、私は彼らに言いました。「永遠に『法輪大法はすばらしい! 真・善・忍はすばらしい!』を覚えれば、大法はあなた達に良い未来を齎します!」。彼らは喜んで帰宅しました。私は心から彼らに祝福を送り、良い未来があることを願いました。

 その後、私は再び瀋陽のその製造工場からの仕事を受けませんでした。一見、利益を失なったように見えますが、しかし、私は心から安らぎを感じました。私は彼らが良知を守り、善念をやり通したことを喜び、彼らが救われたことを喜びました。事実、私は何も失いませんでした。師父は法の中で私たちに悟らせてくださいいました。「自分のものなら、無くなることはないし、自分のものでなければ無理に争っても得られません」[1]、「失わないものは得られず」[1]、「富ありて徳もある」[2] など。その後、私はある国家の科学研究機関と繋がり、もっと良い商売を営むようになり、そして、もっと多くの縁のある人達が真相を知り、良い未来を選ぶことができました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「富ありて徳もある」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/28/305682.html)
 
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