大法弟子の妻を持つ夫が真に修める大法弟子になる
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年8月11日】最近、試験を受ける夢をよく見ます。試験で問題が解けず、解答用紙に何も書けず、そのまま提出したりします。同修である妻は「あなたは修煉体験を書いたほうがいいです。煉功だけをして学法をしないこと、心性の修煉をせず、色魔に隙に乗じられたことを暴露したほうがいいです。邪悪を解体する以外に、あなたと同じような人の参考になればいいです」と話しました。私は再三考えてから、師父に大法を修煉する決心書を提出する必要があると思いました。16年前から大法と触れていましたが、大法の中に入れませんでした。もう少しで、自分の貴重な生命を台無しにしてしまうところでした。慈悲なる師父が私を地獄から救ってくださいました。

 私の妻は1997年から法輪大法の修煉を始めました。最初、私は彼女の修煉に猛反対しました。彼女が修煉してから、私と付き合ってくれず、毎日外で煉功し、夜に退勤してからは、晩御飯を食べる暇がなく、すぐ集団煉功点の学法と交流に参加しました。夫婦間に交流の時間はなく、夫婦生活はなおさらありませんでした。私はとても寂しく感じました。

 私は離婚で脅かしましたが、彼女の大法を修煉する心を揺るがすことができませんでした。私は一定期間、家に帰ってきてから何の仕事もやりませんでした。彼女は黙々と我慢して、何の文句もなく自分で仕事をやりました。かつてのように罵声を上げることもなく、短気だった性格も変わり、身体の病気も治りました。私が言いがかりをつけようとしても付けられませんでした。この法輪功は人の病気を治してくれるばかりでなく、人の性格さえも変えられると思いました。私は好奇心で『轉法輪』をめくってみました。すると、良い人になるように教えてくれる、佛家の高徳大法であることが分かりました。それから、私は彼女の修煉を支持し、もっと修煉に時間を当てるように、私が家事を手伝ってあげました。

 多くの道理をわかったものの、私は無神論の影響で、半信半疑の状態でした。それに常人社会の誘惑から抜け出すことができず、修煉は苦しいし常人の方が自由自在だと思いました。政府機関の仕事は圧力もなく、暇の時間が多く楽なものでした。その時、ダンスホールが多く、そこで知り合ったダンスパートナーと仲が良くなり、危険な状態まで至りました。その時、妻にばれてしまいましたが、家庭内の大きな揉め事に発展することは避けられました。妻は大法の修煉をしてから、人のことを先に考えて、私のことを他人に言いふらさず、私の名誉を守ってくれました。

 私は大法弟子の器の大きさに感動し、妻と一緒に学法をしようと思いました。毎晩、集団煉功点に行って学法をしました。しかし、数日も経たず、睡魔に引っ張られました。学法をしようとすると眠くなり、いびきまで出で、他の人に影響を与えたので、その後は煉功点に行きませんでした。しかし、大法が素晴らしいことは分かっていたので、大法が罪を着せられた時、私は妻の味方になり、大法の本、資料などを隠してあげ、各方面からの圧力に耐えながら、妻を守ってあげました。

 大法弟子が真相を伝え、人を救うことを私は支持しました。妻がパソコン、プリンター、DVDドライブを買うことに賛成し、妻は非常に感激していました。師父は「はっきり言えば、つまり現在、法を正す中で、衆生が歴史上どれだけ大きな罪や間違いを犯したかを見ずに、法を正す期間中に衆生の大法に対する態度、大法弟子に対する態度のみを見ています。」[1]とおっしゃいました。おそらく、師父は私にこの一念があることで、この縁がある人を見捨てず、ずっと関わってくださったのです。

 2年前、家から勤務地までが遠くなり、経済的にも余裕がない状況下でも、妻は貯蓄してきたお金で、出勤用に車を買ってくれました。車を得てから、毎朝混雑なバスに乗らずに、ゆっくり出退勤することが出来ました。中国共産党の役員は、官職の高低にかかわらず、ほぼ愛人がいて、しかもこの男女の汚いことを隠蔽するどころか、自ら公開して憚らないところにまで至りました。愛人がいないと能力がないとみなされ、馬鹿にされるまでになりました。このような環境下で、私の色欲はますます膨らんできました。仕事に暇があり、交通上の便利な条件もあったので、女の子から誘惑されると邪念が起きました。妻と長年夫婦生活がないこともあって、自分に言い訳を探しながら妻を裏切り、汚いことをやってしまいました。

 その後、私は下半身に性病のような症状が現れ、医者に診てもらいましたが治りませんでした。しかし痛くもなく、何の影響もありませんでした。妻は私に色欲があるからだと話し、慈悲なる師父が悪いことをやらないよう悟らせてくださっていると話しました。妻は私に修煉することを勧めました。こうして、私は再び大法の修煉を始めました。しかし、前回と同じく、学法をしようとすると眠くなり、何を読んだのかも分かりませんでした。妻は旧勢力が阻んでいると話しました。妻は私のため発正念してくれましたが、私は意気地がなく、眠くなるとそのまま横になり、その方が楽だと思いました。妻は私のため焦り、色々と方法を考えてくれましたが、私は再び魔難の前で倒れました。しかし、毎晩寝る時に全身が発熱して、煉功しないと眠れませんでした。それで私は煉功だけをやり、学法をしませんでした。

 妻は師父の説法で何回も戒めてくれました。「ただ動作だけをやっても、心性は向上せず、一切を加持する強いエネルギーがなければ、それは修煉とは言えず、われわれもあなたを法輪大法の弟子として認めるわけにはいきません。毎日煉功をしていても、法輪大法の要求に従わず、心性を向上させず、常人の中で元通りに振舞っていては、そのうちに、なにか厄介なことに遭うかも知れません。」[2]

 しかし、私は妻の話が耳に入らず、元通りに振る舞っていました。この時、色魔が再びやってきました。その女の子は以前よりも積極的に私を誘惑してきました。ほとんど毎日、電話でデートしようと言ってきました。毎回汚いことをやってから後悔し、自分を責めました。すぐにでもその女の子との関係を断ち切りたいと思いましたが、彼女と出会うと自分を把握できませんでした。しばらく恋愛をしてから、また妻にバレました。今回は徹底的に妻の心を傷つけました。妻は非常に悲しみ、精神的に大きなショックを受けました。妻は自分が大法の修煉をしていなければ、きっと気が触れているか、やりあって共倒れになっていたはずだと話しました。本当は離婚したいが、それでは大法に悪い影響を与えてしまい、大法の名誉を損なうことは絶対やってはいけないから我慢すると言いました。

 妻がとめどなく涙を流し、非常に苦しんでいる様子を見て、本当に心が痛く後悔しました。しかし一方では、自分の修煉ばかりを考え、私のことを配慮しないためにもたらした結果だと不満に思いました。師父も夫婦生活をやってはならないとおっしゃっておらず、ただ淡白になればいいとおっしゃったのに。「みんな和尚や尼僧になれと言っているわけではありません。われわれは常人の中で修煉しているので、将来われわれの功法はますます広がっていきますが、もし、法輪大法を修煉する者は誰もが出家していない和尚になる、みんなこうなってしまうようではいけません。われわれの煉功では、次のように要求しています。あなたが煉功していても、あなたの配偶者は煉功していないという場合、煉功が原因で離婚してしまってはいけません。つまり常人がそのことを大事に見ているのと違って、われわれはそのことに恬淡としていればよいのです」[2] 妻も妻の悟りがあり、「欲も色もみな人間の執着心で、それらはみな取り除かなければなりません」[2]と、師父のお話を引用しました。

 妻は大きな苦痛に耐えながら、再び私のことを許してくれました。私の名誉のため、このことを言いふらしませんでした。妻は法輪大法の修煉をしてから、寛容な態度を持つようになりました。私は今回、思い切って法輪大法の修煉をやることを決心しました。私は法輪大法だけ浄土であり、法輪大法こそ中国共産党が率いるこの汚い世界から自分を守ることができると思いました。

 わたしは妻に自分の考えを話し、妻は非常に喜んでくれました。妻は私に、師父に線香を立て、心を込めて師父に懺悔をするよう勧めました。私は師父の法像の前で跪きました。しかし、頭を上げて師父の顔を見る勇気がなく、本当に恥ずかしく思いました。私はほとんど頭を地面につけて「師父、私は間違いました。私は以前の過ちを徹底的に改め、学法と修煉をし、真に修める弟子になり、師父にしたがって家に戻ります。師父、この弟子を受け止めてください」と話しました。

 それから、私は毎日妻と学法と発正念し、人を救うことをやりました。精進までは言えませんが、学法する時、それほど眠くならず、読んだ内容が頭に入るようになりました。師父はすぐに私の身体を浄化して下さり、それから寝る時に発熱することはありませんでした。夢の中で何回も色欲の関に出会い、夢の中で自分が修煉者であることを意識して心性を守り、過半数の関を乗り越えました。私は法の中にいる時の喜びを真に感じました。私は師父の慈悲なる済度に感謝します。

 同時に私と同じく修煉者の妻がいる男性たちは、自分の妻によく対するべきです。色欲で彼女らを傷つけてはならず、自分を地獄へと送ってはなりません。彼女達はこの世の中で非常に善良かつ純粋で、素晴らしい大法に作られた生命なのです。彼女達と夫婦になったのは大法と縁があることで、私達はともにこの万古の機縁を大事にしなければなりません。

 師父ありがとうございます。同修の皆さんありがとうございます。新しい学習者の初めての投稿で、大法にふさわしくないところは慈悲なるご指摘お願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇〇七年ニューヨーク法会での説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/23/294426.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/8/1/2334.html)
 
関連文章