遼寧省大連市の夫婦 連行されて拘禁される
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 【明慧日本2016年7月26日】遼寧省大連市の開発区公安支局と海青派出所の警官は6月28日朝6時、法輪功学習者・王新蓮さん、潘洪亭さん夫婦の家に不法に侵入し、王さん夫婦を連行した。現在、王さんは姚家(ようか)留置場に、潘さんは大黒山留置場に拘禁されている。

 王さん夫婦が連行されるとき、息子と娘はまだ寝ていた。娘・潘紅さんは、一級身体障害者で、自立生活ができない。体のバランスも悪く、びっこを引いて歩くことしかできない。自分でトイレにも行けず、洗濯もできず、自力で入浴することもできない。20数年間、全て母親が世話をしてきた。しかし、両親ともに連行され、弟が家族を養う大黒柱で仕事に行かなければならなず、潘紅さんは食事すらできない状態である。そのため、潘紅さんは毎日、派出所へ行って、母親の解放を求めるしかなかったが、警官に「来るな。お前も逮捕してやるぞ」と脅された。

630日の朝、潘紅さんはまた派出所へ行った。「所長がいないので、ここで待ちなさい」と当直の人に言われ、椅子に座った。やっと来た所長に潘紅さんは「私は料理も作れないし、服も着替えられないので母を解放してください」と要求した。

 午後4時過ぎ、開発区公安支局の警官5人が来て、潘紅さんに1枚の用紙に拇印を押すように強要した。潘紅さんが従わなかったため、警官らは潘紅さんの手を握って強制的に拇印を押した。その後、警官は潘紅さんに尋問をし、サインをさせた。

7時過ぎ、弟は姉を探して派出所にやってきた。警官は「お前らの母親に会いに行こう」と嘘をつき、兄弟を麻薬中毒回復所に連れて行った。警官は潘紅さんに「またお前が派出所に来たら、お前をここにいれてやる」と脅した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/8/331065.html )
 
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