重慶市:法輪功学習者2人に不正裁判(写真)
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 【明慧日本2015年11月25日】重慶市長寿(ちょうじゅ)区の法輪功学習者・郭雲清さんは昨年7月23日、渝北(ゆほく)区珞磧鎮で神韻公演を収録したDVDを配布した時、派出所の警官らに不当に連行された。郭さんは派出所で殴打され、ほかの学習者の名前を供述するよう強いられた。郭さんは殴られて意識が朦朧となり、鄒華蘭さんの名前を言ってしまった。

 今年1月16日夜、鄒さんは自宅で区鳳山派出所の警官に身柄を拘束され、翌日午前、珞磧鎮派出所に移送された。当日午後、当派出所の警官は鄒さんの両手を後ろにまわして手錠をかけ、そのまま暗室に閉じ込めた。鄒さんは新聞紙で作った棒で頭部と顔を殴られ、またげんこつで顔を殴られた。

酷刑演示:纸棍抽打
拷問の再現:紙棒で殴打

 鄒さんが駐在の検察官に通報したため、留置場の医者から消炎剤を与えられた。鄒さんの家族と弁護士は2月に市検察庁に2回告訴した。鄒さんは2月に区検察庁から逮捕令状が発付された。6月4日、渝北区裁判所は鄒さんと郭さんに対する不正裁判を開廷した。3人の弁護士が2人を弁護した。いわゆる「証拠」に疑義を出し証人の出廷を要求した。検察側は対応できずに休廷を宣告した。

 8月6日、裁判所は再び裁判を開廷した。しかし、判決はいまだに宣告されていないという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/20/319403.html )
 
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