重慶市:6人の法輪功学習者に不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2015年9月2日】重慶市の酉陽県裁判所は先月24日、法輪功学習者・王愛華さんなど6人に対して不正裁判を行った。王愛華さん、張顕碧さん、田其美さん、秦愛民さん、秦華仙さんはそれぞれ懲役5年、3年、3年、1年6カ月、1年の不当判決を宣告された。

 王さん、田さん、張さんは昨年6月1日、地元で法輪功の資料を配布した時、県桃花源派出所の警官により不当に連行された。9日午後、警官らは王さんの自宅に不法に押し入り、パソコン、プリンタ、法輪功の関連書籍・資料などを押収した。王さんは7月15日、突然心臓病を患い、右肋骨、胃、腹部に非常に強い痛みを感じた。

 裁判所は4月28、29日、6人に対して不正裁判を開廷した。王さんは裁判前から迫害を受けていたため、歩行困難になっていた。王さんは人に支えられて入廷した。弁護士は県公安局および検察庁が秦愛民さん、秦華仙さん、杜楊西さんについての容疑の立件すらもしなかったことを発見し、全員の無罪弁護をした。

 28日夜、県610弁公室は「立件の補足説明書」を作成し、翌日法廷で公開した。しかし弁護士が「610弁公室とはどんな組織ですか? 立件するかどうかを決める権限はありますか?」と問い詰めたところ、あきれたことに検察側は何も答えられなかったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/8/29/314854.html)
 
関連文章