不正裁判を受けた女性 江沢民を告訴(写真)
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 【明慧日本2015726日】江西省南昌(まんしょう)市の青山湖裁判所は先月8日午前、法輪功学習者・呉井軍さん(45歳女性)に対して不正裁判を行った。法廷で呉さんは自己弁護をし、江沢民に対する告訴状を裁判官に渡した。

 同省経貿庁に所属の呉さんは、工業製品の輸出入会社財務科の元副課長である。昨年101日午後、呉さんと夫は自宅から青山湖公安支局の警官により不当に連行され、呉さんは市第一留置場に拘禁された。呉さんは留置場で2カ月間、迫害されて腹部が腫れたため仮釈放された。

 帰宅した呉さんは腹部が腫れあがり、苦痛で立つことも横になることもできなかった。上半身を伸ばせず、両腕は極度にやせ細り、下半身はむくんで皮膚が破れ、液体が流れた。今年527日、青山湖裁判所は、刑法第299条に違反したとの罪名で、呉さんに召喚状を出した。

吴井军身体被迫害致腹部肿胀、上身弯曲、腿上皮肤开裂流水
腹部・下半身が腫れている呉さん

 先月午前8時、3人の警官が歩けない呉さんを救急車で裁判所に連れて行こうとしたが、救急車の隊員に断られた。しかし、警官は呉さんを椅子に座らせて車に乗せ、裁判所へ向かったという。

 法廷で、呉さんは自己弁護をし、その場の関係者たちに「良識を持って法輪功学習者に対応してほしい」と求め、裁判官に法輪功迫害を引き起こした元国家主席・江沢民に対する刑事告訴状を渡した。

 告訴状で呉さんは「私は法輪功迫害停止を求めたことで、連行されて殴打されました。法輪功を学んでいるとの理由で、私は拘禁されて灌食を受け、5回の労働教養処分で10年間、労働教養所に拘禁され、酷い拷問を受けました」などと、19997.20以降に受けた残酷な迫害の数々を述べた。

 省女子労働教養所に拘禁されたとき、呉さんは大の字にベッドに固定され、灌食を受けた。チューブを挿入された呉さんは、鼻から出血し、嘔吐・胃痙攣を起こしたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/6/11/310720.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/6/18/151132.html)
 
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